「シン・ウルトラマン」
良かったですねえ。
メフィラス。山本耕史。
入場者プレゼントのメフィラス名刺をもらいに3回目を見に行ってしまうかも知れない。
メフィラスはものすごく良かったですけど、もちろん、
わたしはウルトラマンの初戦がすごくいいなあって思いました。
「ウルトラマン=正義の味方」の常識が一瞬はがれました。
禍威獣一匹でも困り果てているのに、この場に初見の禍威獣?がもう一体?
どうしたらいいんだ…
この感じを言葉で表しますと、
まず全力着地。
地球上のどの生命体とも似ていない異様な銀の肌。
表情の読めない頭部。
圧倒的な光線技の威力。
初戦だけあきらかに戦い方が違うと思います。
忖度なしのフルパワーだと思うんです。
2回目以降、戦い方もちょっと違ってきてて、周囲に気を使ってますよね?飛び方も最短でトップスピードを出さないように気を付けているように見えます。
ウルトラマンが変わっていくのがこの映画の見どころ、最後のカタルシスにつながると思います。でも初戦の「未知のエイリアン」のウルトラマンの怖さ、あれを何度でも見たい。
六車由美「驚きの介護民俗学」、家族の神話
映画館にはいつも007がいた「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」
この一年半あまり、映画館に行くといつも007がいた。
遊びに出かけてコロナもらったらめちゃくちゃ怒られるだろうな…でも映画を見るのはガマンできなくて、不安と罪悪感を抱えて映画館に行くと、そこにはいつも007がいた。
予告編の話です。
映画本編の前に予告編が流れますよね?
去年から今年前半、コロナで大作映画のスケジュールがめちゃくちゃになって、ムーランとマーベリックとブラック・ウィドウと007だけでローテートしてた時期があった。こういうのって、映画館の事情で決まるのか配給元の事情で決まるのか。
ムーランは去年残念な形で抜けて、ブラック・ウィドウは今年7月に公開されて抜けて、マーベリック最近見ないな〜と思ったら来年公開で確定したのでしょうか?
そんな中「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の予告編だけは去年からずっとかかってて。
一年半延期して、その間もコンスタントに宣伝を打ってたのかな?
去年なんだかんだで80本見て今年もなんだかんだで40本ぐらい映画見てて、ほとんどで007の予告編が流れてたと思うんですよ。
え、もしかして100回ぐらい見た…?
その007がついに公開。
せっかくだから見とくかあと思って見に行きました。
後から気がついたのですが、007映画をちゃんと見たのははじめてでした。有名すぎて逆に見る機会がないパターン?
しかもリブート5作シリーズの最終作だったそうで。
どんまい。
映画は面白かったです。
100回ぐらい見た数々のシーン、100回ぐらい聞いた印象的なセリフたちともついにお別れかと思うとしみじみとします。
願わくばダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドがコロナも連れていってくれますように。
「ゴールデンカムイ」全話無料開放中
[第1話] ゴールデンカムイ - 野田サトル | となりのヤングジャンプ
この機会に少しずつ読み返しています。
ゴールデンカムイでシリアスシーンに北海道マメ知識がシレッと混じってくるのが好き。
— もなか2012(丙提督) (@monaka2012) 2021年8月14日
46話、造反者を訊問してるシーンのエゾモモンガ。44話、凄腕スナイパーに追い詰められてる最中の鍋のアイヌ語紹介。これ、笑っていいの? pic.twitter.com/D5drDxt2Uk
読み返していろいろ発見があって。
谷垣って正統派主人公キャラだなあって。
二瓶という師匠が命と引き換えに谷垣を人間にしてくれて。
チカパシ(アイヌの孤児)の良き兄貴であり師であり、ヒーロー。二瓶から受け取ったものを次世代のチカパシに惜しまず与えている。あとアイヌのおばあちゃんと、インカラマッの話と。主人公要素しかない。
それでも谷垣は主人公ではないってのが、ゴールデンカムイの厚みかもしれませんね。
谷垣関係では15巻、好きな子を守るために勇気を奮って銃を手に取ったチカパシに、スッと寄り添う激アツのシーンがある。最高。大好き。
この超かっこいいシーンが、バーニャ!のくだりだってのがゴールデンカムイの魅力だと思います。小学生男子のギャグみたいなしょうもない(褒めてます)シーンと、正統派のカッコいいシーンが交互にくる。このカッコいいシーンの直後も「ええ…」て感じに崩してくるし。最高。
谷垣とチカパシのアツい師弟要素、ぜひ21巻205話シネマトグラフから209話ケソラプに繋がるところを見てほしい…わたしはアホなのかも知れない。連載はボーッと読んでて絵と胸毛チ◯コで笑って、コミックスでまとめて読んでこういう繋がりを見つけて「おおおおおおお!」となるんだ。
(サトル先生はファンブックのインタビューで、杉元と谷垣をミックスしたような人物が主人公になっていたかもしれない、と言っています)
「ライトハウス」の真実?
映画「ライトハウス」見てきました。想像の10倍ぐらい気持ち悪くて狂ってたな…監督はアリ・アスターと超なかよしと聞いてなるほどと思いました。前作の「ウィッチ」がアマプラにあるので見てみたい。 pic.twitter.com/eUrIsWeeV6
— もなか2012(丙提督) (@monaka2012) 2021年8月14日
本編109分+町山智浩の解説動画18分の編成で、親切なのかお節介なのかわからぬ。
わたくしホラーでもホラーなりの理論がビシッと通る瞬間が好きなので…そういうの(キャラにとっては不条理でも、観客にはある程度説明や種明かしがある)を期待してたので、そんな甘いもんじゃなくて。甘いこと考えててごめんなさいって気持ちになり、気持ち悪さとダメだこりゃ感をめいっぱい満喫しました……こういうのは映画館の良い音響で楽しみたいですね。あの霧笛?が神経がささくれ立つんだ。
クイズ要素が楽しかったです。 たくさんのオマージュや引用元があって。パンフおすすめです。いっぱい答え(引用元)が書いてあります。わたしはメジャーなやつ2個しかわかんなかったな!
ライトハウス最後のアレ、町山氏は「宇宙卵」だと述べていました。なんでも、監督自身がインタビューでそう答えていたのだそうです。続けて町山氏は「なんで19世紀のど田舎に宇宙卵があるんでしょうね?」みたいな無粋な突っ込みを入れていて、町山氏はそういうこと気になるんだ…となった。町山氏って、メタファーとか象徴って視点、ないのかな…。 クソ田舎の平凡なできごとにも人類誕生以来くり返されてきた普遍的テーマが含まれ得るし、そのその辺のおっさんの行動にも神話に通じる象徴性が含まれ得るのでは…
えーと話は戻りますがその「宇宙卵」説に異議あり!
灯台の上にあって、年配の男性が独占して若者にぜったいに許さなかったもの。若者は渇望するけれども、大罪を犯してまで手に入れる価値はなく、手に入れた後には後悔しか残らぬもの。そう考えると…はい、フロイト先生はやかった。的なものでは?
それでも宇宙卵と言えば宇宙卵なのかなあ。
登場人物2人が象徴する神格がハッキリしてるから、フロイト説を入れていいものか迷いますが……もしかしたらひとつの「答え」なんかなくて。ロールシャッハテストみたいにただ自分に見えたものを言ってよくて、他の人の答えも聞いて「その発想はなかった!」とかワイワイやる種類の映画かも知れませんね。
エガース監督の次回作は10世紀のアイスランドを舞台にしたヴァイキングの映画だそうです。主人公はアムレート王子だそうです(デンマークの伝説の人?ググった)
東京オリンピック開会式を見た。
満喫しちゃった…
もともとオリンピック反対派でした。コロナ以前から。
だって暑すぎるから。
2019年の夏、大宮のSF大会に参加して、あまりの暑さに「オリンピック無理でしょ」となりました。暑すぎるんじゃあ。
それに開会式関連はgdgdしてましたしね…
開会式はもうモルカー応援上映でいいんじゃない?とか思っていました。
いざはじまってみると、ちょろくてごめんなさいでした。
なんか人類が滅亡しちゃったみたいな趣がありますね。この静寂、悪くない。
— もなか2012(丙提督) (@monaka2012) 2021年7月23日
こんなこと言ってたのが、
なぬーすぎやまこ、
— もなか2012(丙提督) (@monaka2012) 2021年7月23日
ごめん、5億点入れる!5億点!
— もなか2012(丙提督) (@monaka2012) 2021年7月23日
— もなか2012(丙提督) (@monaka2012) 2021年7月23日
だめだ、各国代表が続々と集まってくると泣いちゃう( ;∀;)
— もなか2012(丙提督) (@monaka2012) 2021年7月23日
いろんな国の国旗のいろんな色と組み合わせ、国旗カラーモチーフ、民族衣装モチーフ、日本要素の部分取り入れ、いろんなデザインを山ほど見られて楽しかったですし、
やっぱりこの大変ななか、よく東京まで来たなあって胸がいっぱいになっちゃって。
ドローンはすごかったし、ピクトグラムは笑いツボに入っちゃって涙が出るほど笑っちゃった。
でもバッハのスピーチは長かったよね。
バッハ帰れよ。と思った。
おはようございます。
— もなか2012(丙提督) (@monaka2012) 2021年7月23日
東京オリンピックの開会式、すごかったですね(手のひら返し)
ドローンたち、ピクトグラムやイマジンの歌詞表示もしてたんだって!そつちも映せよう!
ジムで見る「あん」
ジムからただいま! ジムで自転車漕ぎ、それからマシンの上でウォーキング、めっちゃ映画に集中できるう。
ジムで「あん」を観ました。いいわー。
例えばアイアンマンですと、スーツを作るトンテンカンのシーンがサービスシーンでしょう?この映画は、樹木希林にあんこの作り方を習うところがサービスシーン。ランニングマシンの上でどら焼き食べたい!ってなった。
無口で無愛想などら焼き屋店主(永瀬正敏)が、樹木希林にあんこの作り方を習います。このシーンがいいの。 樹木希林がキャッキャしながら小豆を茹でて、永瀬正敏が巻き込まれていく感じ。樹木希林が急に静かになったと思ったら、思索的な表情で小豆を見つめて祈るように小声であんこに語りかけてて。キュンと来た。
樹木希林がほんと天真爛漫で清らかで、これはきっとアンコの妖精だ。きっとそうだ。できたアンコは極上のアンコ。永瀬正敏の皮もちょっとしたもんで、どら焼きが飛ぶように売れます!うん、アンコの妖精が幸運を運んできた!理解した!
アンコの仕込みシーンがいいんですよー
樹木希林が鍋のアンコに「がんばんなさいね〜」と話しかけるのに、永瀬正敏が自分に言われたと思って返事しちゃうシーンも良かった。絶妙なタイミングと声で「はいッ」って。やめろよ不意打ちでキュンとさせるのは!可愛すぎるだろ!
ところが。
樹木希林が天真爛漫なのは、樹木希林だからではなかった…なんだってー?!
極上しあわせ映画がちょっと不穏な空気になってきたどうしよう……
「あん」見終わりました。 樹木希林は、かつて詩人を志した「月や小豆も言葉を持つ」派でした。こういう概念をひさしぶりに見たので新鮮だった。映画自体は、語りすぎず大胆に省略してる部分があって、玄人っぽいな〜と感心しきり。
ところが後半に怒涛の種明かし編が来て!あまり泣かさないでほしい。
ジムで視聴してたので、うるっと来ながら早歩きをしてました。(目が離せなくては知れなかった)
ジムはランニングマシン30分自転車30分と決めてて、その間は目と頭がヒマなので動画視聴をはじめましたが。魂を揺さぶる一級作品を引いちゃうとアワアワしちゃう。
やや不自然に(常連からアルバイトにクラスチェンジするところが省略されてるんだと思う)一緒にいたJK、樹木希林の孫でもっくんの娘さんだそうですね。言われてみるとすげーもっくんに似てた。