ロシア映画「チェルノブイリ1986」とアメドラ「チェルノブイリ」
ロシア映画の「チェルノブイリ1986」のDVDが届いたので見てます。
不思議です。
潔くエンタメに全振りしたチェルノブイリ原発事故映画が2020年にロシアで作られてロシアで大ヒット。
アメリカはHBO製作のテレビドラマ「チェルノブイリ」が、わたしたちが良く知るソヴィエトの雰囲気をたたえた陰鬱なドラマで評価が高い。
今年、両方を見ることができて有意義でした。
映画「チェルノブイリ1986」には未回収の伏線があるように見えたんですよね…
それはわたしの知識不足で。
Engineer Valera(ヴァレリィ/ワーリャ?)という若者が登場します。
クライマックスのあたりで事故の原因を聞かれて「人災だ」と。それ以上聞かれるとはぐらかして。完全に犯人の挙動ですよね?(その会話の英訳がIMDbに載ってた)
そもそもこのエンジニアの若者が特攻に志願するのも不思議。
残されるお母さんは半狂乱で泣いてるの。兄は消防士ですでに被爆して亡くなってる。志願しちゃだめでしょう。なんで志願しちゃうの?犯人か?犯人なのか?
ドラマ版を見て、wikiの事故のページを読んで、もしかして事故の晩にシフトに入っていた新人のトプトゥーノフがモデルなのかな?と後から思いました。
ロシアの人ならこれだけでだいたいわかっちゃう仄めかしだったのかな。わたしはぜんぜんわかんなかったよ!