「ゴールデンカムイ」全話無料開放中
[第1話] ゴールデンカムイ - 野田サトル | となりのヤングジャンプ
この機会に少しずつ読み返しています。
ゴールデンカムイでシリアスシーンに北海道マメ知識がシレッと混じってくるのが好き。
— もなか2012(丙提督) (@monaka2012) 2021年8月14日
46話、造反者を訊問してるシーンのエゾモモンガ。44話、凄腕スナイパーに追い詰められてる最中の鍋のアイヌ語紹介。これ、笑っていいの? pic.twitter.com/D5drDxt2Uk
読み返していろいろ発見があって。
谷垣って正統派主人公キャラだなあって。
二瓶という師匠が命と引き換えに谷垣を人間にしてくれて。
チカパシ(アイヌの孤児)の良き兄貴であり師であり、ヒーロー。二瓶から受け取ったものを次世代のチカパシに惜しまず与えている。あとアイヌのおばあちゃんと、インカラマッの話と。主人公要素しかない。
それでも谷垣は主人公ではないってのが、ゴールデンカムイの厚みかもしれませんね。
谷垣関係では15巻、好きな子を守るために勇気を奮って銃を手に取ったチカパシに、スッと寄り添う激アツのシーンがある。最高。大好き。
この超かっこいいシーンが、バーニャ!のくだりだってのがゴールデンカムイの魅力だと思います。小学生男子のギャグみたいなしょうもない(褒めてます)シーンと、正統派のカッコいいシーンが交互にくる。このカッコいいシーンの直後も「ええ…」て感じに崩してくるし。最高。
谷垣とチカパシのアツい師弟要素、ぜひ21巻205話シネマトグラフから209話ケソラプに繋がるところを見てほしい…わたしはアホなのかも知れない。連載はボーッと読んでて絵と胸毛チ◯コで笑って、コミックスでまとめて読んでこういう繋がりを見つけて「おおおおおおお!」となるんだ。
(サトル先生はファンブックのインタビューで、杉元と谷垣をミックスしたような人物が主人公になっていたかもしれない、と言っています)