「シン・ウルトラマン」

 良かったですねえ。

 メフィラス。山本耕史

 入場者プレゼントのメフィラス名刺をもらいに3回目を見に行ってしまうかも知れない。

 

 メフィラスはものすごく良かったですけど、もちろん、

 わたしはウルトラマンの初戦がすごくいいなあって思いました。

 「ウルトラマン=正義の味方」の常識が一瞬はがれました。

 禍威獣一匹でも困り果てているのに、この場に初見の禍威獣?がもう一体?

 どうしたらいいんだ…

 

 この感じを言葉で表しますと、

 まず全力着地。

 地球上のどの生命体とも似ていない異様な銀の肌。

 表情の読めない頭部。

 ヒューマノイド形態がかえって「不気味の谷」を感じさせます。

 圧倒的な光線技の威力。

 

 初戦だけあきらかに戦い方が違うと思います。

 忖度なしのフルパワーだと思うんです。

 2回目以降、戦い方もちょっと違ってきてて、周囲に気を使ってますよね?飛び方も最短でトップスピードを出さないように気を付けているように見えます。

 ウルトラマンが変わっていくのがこの映画の見どころ、最後のカタルシスにつながると思います。でも初戦の「未知のエイリアン」のウルトラマンの怖さ、あれを何度でも見たい。