『コンスタンティン』

 しかし一体、あのガブリエルのキショさはナニゴトでしょうか!(喜)
 顔つき表情しゃべりかたポーズ全てキショ!!(喜)
 ガブリエルがラフすぎる衣装で飛び出てきて、はだしでキアヌを踏んづけるシーンでは不覚にも「ぶは」と吹き出してしまいました。
 サタンのなんちゃってな軽さも面白かったです。ハイ。ホントに天国にやってくれたのか疑いを抱いちゃいました。
(ぜんたいに、高位のものほど人間とかけ離れてくってのがよく分かりました?)


 地味ーにじんわりと面白い映画と思いました。意外と低予算なのでは?
 もっとイケイケドンドン系かと思っていたので、前半のまったり展開にちょっと眠くなっちゃった。テヘ。
 最近の映画の中では語りすぎず間が多いように思いました。語りすぎないのは、分かりにくいにも通じる訳で、あの女の人が双子だとはっきり語られる前は混乱しました(告白)
 あと、背景に見える広告のコピーも意味深に思えましたが英語苦手だしアメリカ世相も分かんないからよく分かりませんでした。(一部に字幕つけてくれたのは有り難かった)

 なにか一部でコンスタンティンキアヌ・リーブス)総受映画だと言われているそうで…
 後半に至り、天使にも悪魔にも気むずかしい大先輩にも好かれまくりと判明し、なるほどと思いました。
 ただ、彼のどこがいいのかイマイチ分かりません。
 つーか弱くないですか? 霊感は優れているけど、体力戦闘力は人間で、アイテムと知識を駆使して闘う訳で(そこが面白いけど)、いつも辛勝で、よく今まで生き延びてきたなあと思いました。
 弱いのに偉そうにハードボイルドぶってるからみんないじりたくなっちゃうのかなー。
 あの意地っぱりぶりは若さ故の部分もあると思いました。とすると、彼が中年すぎて落ち着いたら、みんなガッカリして興味を失うのでしょうか。それとも落ち着かないように各陣営がいじりまくるのでしょうか。
 これからもいじられまくりと思われる彼の人生に幸アレ?(疑問形


 素敵な感想
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 知識の豊富さ鋭さは憧れです。お慕いしております。


 地元映画館のチラシの解説
 「オレはジョン・コンスタンティンだ。超常現象の探偵をやっている。なぜかって?地獄に行きたくないからさ。進行性末期肺がんのせいで余命は1年らしい。それまでに悪魔を地獄に送り返して、天国へのチケットを手に入れてやる。その前に一服でもするか…。」
 ホントにこういうノリの映画だったらどうしようかと思ったのですが、そこまではくだけていなかったので安心しました。
 あと、スタッフロールは最後まで見た方がいいと思います。いじられまくり!