不得意科目だけど、音楽について。ちょっと。

 

Rock’n Roll Missing

Rock’n Roll Missing

 ボーカルの石田ショーキチさんの声をどのように説明したらいいかずっと考えていました。
 できあいの流行の言葉に当てはめる安直さ、自分の表現で語らない怠慢、その是非は置いておくとして。
 腐女子にはすごく便利な単語があった、と思い出しました。
 「受」声
 って言ったらイッパツで伝わりませんか?せんか?
 いやあ、もやもやした「感じ」がストンと一つの言葉に収束するのは気持ちいいっすねー…って、あれはなんだ?窓に!窓に!(手記はここでとぎれている)


 ここしばらくスクーデリア・エレクトロ全曲聞き直そうキャンペーン!と一人で盛り上がっていました。
 CDはだいたい買ってたつもりでしたが、いくつか見逃してたのがあったので。
 全部で30アイテム前後(うち8割強所有でのスタート)、グループ解散後1年弱で中期のものが一部廃盤、と程よい難易度でコレクター魂がマイルドに満たされました。
 ホントにレアでレアでどーしても手に入らないものがあると悔しくて泣けるし。
 あれこれ調べたり入札して熱く競り合ったりいつ届くかとワクワク待つのは楽しかったです。
 きょう『地獄の賞賛 ?KISS トリビュート・イン・ジャパン』が届いて、明日『4月になれば彼女は』のサントラ?を受け取ればコンプかなあ。
 ちょっと寂しいっす。


 やはりわたしは、『SCUDELIA ELECTRO』『Wine Chicken & Music』が好きです。
 それから『Rock’n Roll Missing』はかなりイイと思います。曲調と声質とが合っていて、すごくイイと思う。
 隙間がないような気がするのです。
 はっきりと聴き取れる音と音の隙間にも、まだなにかあるみたいな気がする。
 いろんな音が調和して明るい響きになっているのと、メロディが端正なのが好きだ。
 同じメロディが繰り返されているようで、よく聞くと重なっている音が少し違っていて、グラデーションのように微妙に色あいが変わっていくのも面白いと思うのです。
 こういうのが(も?)エレクトロポップ(エレポップ)と言うのだと初めて知りました。
 エレポップは「ピコピコ」って悪口を言われるから、ファミコンレベルを想像してしまいます。ファミコンに比べたらこれくらい「ピコピコ」の内に入らないよー!とかそんな風に。激しく勘違い。
 で、全曲聞き直そうキャンペーン!の方は挫折しましたorz
 こいういうのがエレクトロポップだと知ったら、なんとなく理由が分かりました。
 エレクトロ色が減るかロック色が濃くなると敬遠してたんだなあ。
 そもそも石田ショーキチさんの声はロックに合わないと思うが、どうか。
 鼻声だし。(そこがいいのですが)