本屋さんへ行こう!

 大都市に住んでいる方には見当もつかないかも知れませんが。
 田舎じゃ本が売ってないだ!
 ベストセラーや、新刊のマンガや文庫本は買えますが、ハードカバー本とかちょっとマニアックだったり専門的だったりするともうお手上げです。
 アマゾン以前は、たいへんでした。
 大学生協で注文して1ヶ月待たされたりとか。
 学会でまとめ買いしたりとか。後で足りなくて困るよりはと思って、つい多めに買い込んじゃうのよねー。お昼代まで本買っちゃったり、帰りの交通費を先輩から借りたこともありますです。
 たまに仙台まで出て行って紀伊国屋とかジュンク堂とか見ると、本屋つーより図書館みたいだなぁと思ってしまいます。かように、わたしのイメージの中の本屋は貧弱貧弱ゥなのです。


 ですが、ここ数年、東北の小都市でも状況はずいぶん良くなりました。
 業界2番手が、あまりまくりの土地を利用して大規模な店舗を建てました。一昨年。
 ハードカバーは弱いですが、ハヤカワ、創元、ちくま、岩波文庫の充実ぶりは感動モノです。これらのシリーズを、店頭で実物を手にとって選べる日がくるとは思わなんだ!
 そして昨年秋、1番手が隣市のあまりまくりの土地に巨大支店を作りました。1番手は、大学のそばにあった老舗で、専門書の品揃えが良い書店です。しかし中心街のためか店舗は手狭です。雑誌コーナーは広いのに、ゲーム攻略本コーナーが狭い。マンガ売り場も狭い。そのくせ評価の高い大家の作品やマニアック系なのがけっこう置いてあって、擬人化するならプライド高いお嬢様キャラだろうなあと思っていました。
 で、雪も消えたことだし、と隣市の1番手新店舗に行ってきました。
 やばい。
 広くてピカピカで、ラボの様な白い清潔感のある売り場に、ハードカバーがディスプレイされていました。宝石のようでした。ぐらぐらしちゃう。
 今度アマゾンで頼もうと思ってた本がゴロゴロあって参りました。
 業界誌の書評で見た本もゴロゴロ。あーこれかーと手にとって見ていると欲しくなるのが人情。参った。
 軽く2諭吉ぐらい飛んでいきました。
 明日大戦やりに行けないよ…

 買った本の一部です↓


カルバニア物語 10 (キャラコミックス)

カルバニア物語 10 (キャラコミックス)

 デザイン的なかわいらしい絵でお姫様とドレスがいっぱいですが、中身は女性の社会進出を扱ったなかなか硬派なファンタジーです。
 わたしは可愛くないおっさんのタキオが好きです。こういうのって男のツンデレとは言わないんだろうか(嘘)


アレクサンドロスと少年バゴアス

アレクサンドロスと少年バゴアス

 イギリスでロングセラーの大河歴史や○い小説らしいです?
 映画で、セリフが少ないのに画面に映り込むえろい体の少年が、このバゴアスだったみたいです。


ホビージャパン4月号
 噂のガンダムフィックスフィギュレーションシリーズの、Gガンダムがでっかく載っています。超かっこいい!!!
 写真をなめるように見てはやる気持ちを押さえています。


ゲームぎゃざ4&5月号
 付録の三国志大戦リバーシブル全カードポスターがお買い得です。
 カードイラストも細部までよく見え、裏のテキストも読めます。カード欲しい病がやわらぐ逸品だと思います。
 カード表面がポスターの表、カード裏面がポスター裏に印刷されているので、一瞬、切り取れば1/4サイズのミニカードになるのでは!!と興奮しました。(無理です)
 この雑誌には「スターライト・マナバーン」というマジック:ザ・ギャザリングの漫画が連載されています。作者は高木律。枠線以外には定規を使わない、アミカケ処理のトーンレス漫画で、ほのぼのした絵と展開が好きで楽しみに読んでいました。が、連載なのにヒキがないのです。ぶつっと終わって以下次号なのです。フツー連載漫画って、今号はそろそろココで終わりかなーって分かりません? まだ続きがあるんだろうと思ってページをめくると広告。毎月騙されたものです。
 雑誌リニューアル後はホビージャパンのサイトで連載されるそうです。良かったー。
 あと、大戦ランカーの国姓爺氏が、ぴよぷーの漫画に出てくるフジケン氏だとはじめて知りました。