『三国志大戦2』--年下の男の子
青が好きです。
という写真→
(引き自慢も含みます)
Rシバイ、SR関羽、SRカク、SRテンイのデッキでプレイしている少年がいました。
Rシバイは三国志大戦2になって計略が変わってしまいました。
水計連破じゃないシバチューなんて誰が使うもんか!と思っていたけれども、なかなかイイじゃないですか。
攻守自在を敵に二度がけって、士気MAX使って決めるハメ技かあ…浪漫だ。
かつての連環のススメ二度がけのような浪漫を感じる。
1のカードも動員すれば同じデッキを組めるから、真似してやってみようかな。
炬燵も出したことだし、R仲達もフォトフレームから出そうかな(駄洒落)
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少し前の話です。
後輩の送別会で、その後輩とゲームの話になって、三国志大戦の話になって。
どうも行きつけのゲーセンが同じだったらしい。
ふたりで記憶をたどるに、彼がうちの部署に配属になる前に出会っていたらしい。
三国志大戦の筐体の前で。
漫画の話のようですけれども。
当時、彼は初心者で、わたしは万年七品で。
「そうだ!先輩からいっぱいレアカードを貰いました!その上、いろいろ教えて貰って!」
と彼は叫んだのですが、わたしの記憶は少し違っていて、その日に引いた光ってないカード(たしかスーパーレアもレアもぜんぜん引けなかった日だった)を全部あげて、ちょっと操作を教えてあげたかも知れない。それぐらい。彼の記憶は、さまざまな人に受けた親切の思い出が圧縮されているんじゃないかなあと思った。
だって当時はまだ、カードが売れたのです。
ゲーム代を少しでも取り戻すためにダブったカードはインターネットオークションで売却していたので、レアカードいっぱいなんてあげられなかったはずだ。
今じゃ、レアカードを送料手数料をかけてピンで買う人なんかいない。世知辛い時代になったものだ。
店内対戦をやろうと言うことになりました。
彼は半年のブランクがあって、その間にバージョンが変わっているので、ダブリカードとカードリスト本を持たせました。今度は、レアカードも差し上げることができました。1のカードが大部分という貧乏くさい餞別ですけれども。
待ち合わせて店内対戦をしたのが先週。
「先輩、手加減なんかしたら、俺、かえって腹を立てますよ?」
と不敵に笑うのでした。
男の子はすぐに上達するから、おばさんのわたしはあっという間に抜かれちゃうんだろうなあ、わたしも1ヶ月ブランクあるしなあ、と思って全力で
蹂躙してしまった。
きょう、彼は練習してるかナーと思って同じ時間にゲーセンに行ったけれど、いなかった。
A君、げんきでやっていますか。
わたしはげんきです。
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愚弟が。
異常にヒキが良い。(回数もこなしているようなのでそのせいもあるかも)
毎日のように「スーパーレア関羽いる?レア孫権は?」なんてメールを寄越すのです。
今のわたしのデッキの大部分は、彼からの施し物で構成されています。
プライドのない自分が嫌いです。大ッ嫌いです。
きょう、久々にスーパーレアカードが来た!
SR孫堅だ!!
愚弟が持っていないカードだったので、早速メールしました。
わたしのデッキに入っているSR孫堅を穴が空くほど見つめていたから、きっと喜ぶに違いない、日頃の恩返しも出来る、早く使いたいだろうから、今日中に発送してあげよう。
すぐに返事が来た。
「ごめん、それ、今日引いた」
弟よ。
姉を越えたお前を、わたしは誇りに思う。