メガネビジョン@仙台
フロント3人はメガネビジョンTシャツ、海老原くんは「Slow Ride」Tシャツで登場。
宇都宮以来2週間ぶりのメガネビジョン。
ベースの直也くんの髪がちょっと伸びてて、小川くんの髪が少うし短くなってて、ドラムの海老原くんの髪がすごく短くなっていた!
開演前に、トイレの前で小川くんとすれ違いました。
ピリピリした、近寄りがたい雰囲気でした。
はじめての土地での開演直前ってどんな気持ちだろう、と思いましたっけ。
メガネビジョンはじめまして率が高いと想像され、おまけに東北人はシャイだから、ちょっとやりにくかったんじゃないかなあと想像しますが、堂々としたステージでした。
『中学生ロック』の間奏でボーカルの小川くんがマイクを倒してしまいました。
もう間奏が終わっちゃうよどうするんだろう、とドキドキしていたら、ギターの根本くんがすっと2歩しりぞいて自分のマイクを譲ったのでした。
精神科医の中井久夫が、荒事やハプニングもプロゆえのさりげなさでスマートに捌きたいものだ、だってそれがプロフェッショナルだろう的なことをもっとスマートで美しい言葉で述べていましたが(うろ覚えで適当に引用しててごめんなさい)、それを思い出しました。
場数を踏んでいるなーと感心した瞬間でした。
この人たちは、もっと大きくなるんじゃないかと思います。
ボーカルの小川くんは歌声はよく通るのに、話す声が微妙にたどたどしいように感じられます。
舌足らずなのか鼻声なのか、両方なのか。
そして、ちょっとぶっきらぼうな感じ。
髪をかき上げながら話す姿が、ちょっとふてくされたようにも見える。
そんな感じで、悪口スレスレの石田ショーキチネタで盛り上げる小川くんは、とてもチャレンジ精神にあふれた人だと思いました。
1.君とYOZORAとヤイヤイイエ
2.中学生ロック
3.ミッドナイトトレイン
4.ダンスダンス
5.手紙
6.マボロシ
7.交差点
あっという間の1時間でした。
過半数がアルバム『手紙』に収録されていない曲で占められています。
「興業的」にはアルバム曲を演った方がいいんでしょうけれども。
12月から次のアルバムのレコーディングに入るそうで、それらも視野に入れた、いま演りたい、聴かせたい、ホットな曲なんでしょうね。
それらの曲が入る次のアルバムは、きっといいものになると思います。
個人的にはベースが格好いい『ミッドナイトトレイン』が楽しみです。