石田ショーキチ LIVE YOUR LIFE TOUR 2007 "DAYS OF SPRINT"@宇都宮

 行ってきました。帰ってきました。
 チケット間違えなかったよ!


 「前座」のメガネビジョンすごかったよ!
 ライブに於いて、騒音性難聴の予防のために1〜2曲演ってMC、というのがマナーつうかルールなのかと思っていましたが、
 もしかしたら違うんでしょうか。
 メガネビジョン1時間みっちりたっぷりてのは宇都宮会場だけのボーナスかも知れません。
 ええもん聴いた。行って良かった。
 同行の先達オススメのドラムかぶりつきポジションで観戦しました。
 ドラムの生音と生衝撃音が楽しめる距離です。
 6月にも同じ会場、同じポジションで観ましたが、あの時よりもすごい。
 原初の祝祭はきっとこうであったろう、このリズムは太古の面影を残す大脳辺縁系が司っているに違いない的な。
 業績がどうとかメンツがこうとかの大脳皮質的な悩みがどうでも良くなります。
 行って良かった。


 さて本編は。
 アンニュイにお出ましかと思いきや、始まったのは思わず駆け出したくなるようなリズム。
 でも目をつぶっての苦痛の中での全力疾走ではなく、スピードと景色を同時に楽しめる、心地よいリズム。
 ギター様が次々とお出ましになったり、かぶりつき席ゆえに袖で次の出番を待つギター様が見えたりと、目も楽しかったです。
 ニューアルバム多めで、中でも『Seth』が聴けたのがうれしかったです。
 それから『サマーレイン』
 轟音がすーっと引いて、ドラムの金属のところ(素人っぽい言い方)がかすかに雨だれの音を刻んでいたところ、それから石田氏のギターに雨だれのようにふたすじかかっていた汗が印象に残っています。
 あの瞬間は、照明の効果もあいまって雨上がりの初夏に思えました。
 だから終わって会場の外に出たら真っ暗で冷くて愕然としました。もう冬だよ!(;´Д`)


 考えさせられた点は、古くからある栃木は北関東なのか南東北なのかという議論でしょう。
 栃木出身でミッド東北在住のわたしは、ただ沈黙でもって答えるしかありませんでした。


 もう一つは「雨男」は現実に存在するか、です。