村松ショータローとニューインディアンデスロック@宇都宮
念願かなって観てきました。
ショータローさん歌うめー!!
つーかあの轟音の中でなぜ歌詞が聞き取れるのか、体験しても不思議です。
テレパシーかなんかなのか(嘘)
デスロックはすごい存在感でした。
文庫本の最後に作者のあとがきがついていると、作者「個人」に対して興味が湧いたり親しみを感じたりしますよね?あれに似た感じ?なのか?
アウェイでゲストなのに1ミリも遠慮してないしょっぱなからのMC(のはじけっぷり)で、一気にステージとの距離が近づいたように思います。
プラス、お祭りなんだから騒がなくてどうする!というモードになったというかさせられたと言うか乗せられたと言うか。ショータローさんは、純粋に歌が上手いだけじゃなくて、お客とキャッチボールをするのが上手いと思いました。
あと、存在感については、実際に物理的にも大きかったように思います。後から考えると。
特にギターの人。
同行して下さった方の手引きで、ドラムかぶりつきのポジションで観戦しました。
ドラムをこんなにとっくりと見たのは初めてです。
音楽に疎くて、ドラムというものがどういうものなの、真剣に考えたことがなかったことに気がつきました。勉強になりました。
つーかドラムの人とは、手元を見ないものなのでしょうか!
そんなこと想像もしなかった。この目で見ても信じられません。なんで見ないで叩けるの。
パパミルクのドラムの人がイイと思いました。
サムライポニーテールに薄い無精ヒゲ、厚みのある体、髪型からの連想って訳じゃないですけれども、古武士みたいな印象。
その偉丈夫が瞑想的な面持ちで目を閉じて、しかし手足は力強いリズムをたたき出し続けている様子は、この衝撃波を全身に浴びながら、ずっと眺めていたいなあ、と感じる光景でした。彼は目を閉じて何を「観て」いるんだろうと思いめぐらしながら。
買わせて頂きます↓
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1587565&GOODS_SORT_CD=104
同行の方、激プッシュのメガネビジョンのドラムの人は…ニコニコしながら吠えてたよぅ…
終了後、お母さんのスカートの影から除く子供のような感じで、少うし、お話させて頂きました。
親切な好青年でした。
初対面の人とお話するのは緊張するぜ感を1秒でほぐす、安心するオーラをまとっていました。
ところが。
使用後のスティックを見せて頂いたら、ぼろぼろで折れそうになってる。びびった。
あと、靴。
右足のつま先がぼろぼろになっていました。びびった。
右足の方が汚れているのも、靴ひもがきつく絞ってあるのも、きっと意味があることなのでしょう。
どんな道でも、一意専心にやっている人を間近で見るとびっくりするし、刺激になるし、感動する。
一意専心の人にたくさん会いたいなあ、と最近思います。
田舎は損だなあ。という結論に戻ってきてしまいます(笑)