『へうげもの3』
- 作者: 山田芳裕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/23
- メディア: コミック
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2巻末から本能寺です。3巻冒頭、遊び紙も中表紙もなくいきなりサプライズが飛んでくるので(しかも右斜め上系)、ご注意下さい。1巻からちゃんと読んだ方がいいと思います。
いまだにギャグ漫画なのかそうでないのか判断いたしかねる感じです?
信長弔旗とか…………
が、死してなお時代を支配する主君・信長の偉大さ、秀吉のなりふりかまわぬ野心を目の当たりにし、(うすうすは感じていたけれども)やはり自分は天下を狙う器ではなかった、と諦念する主人公の姿に目頭が熱くなりました。わたしも年をとったと言うことか。
この漫画の明智光秀は、世界を良くしたいという情熱を秘めた真面目な武将として描かれています。
3巻では三日天下後の負け戦の真っ最中で、光秀は、戦国武将としてはまさに下り坂(つうかきりもみ急降下)ですが、キャラクタとしての魅力はどんどん上がっています。おそらく、今週のモーニングで完全に退場すると思われますが、お別れするのが残念です。ほんとうに残念です。サプライズを期待してしまうぅ。
で、これを読んでから戦国BASARAを見るとビックリしちゃう訳で。