本と図書館

 おたんび三国志小説「天の華・地の風」を再読したくなりました。
 ネットオークションを覗いたら、全9巻+外伝のコンプセットが送料込み1万8千円で出品されていました。
 ちょっと、9巻まで読み切れるかどうかは自信ないなあ…。
 とりあえず雰囲気を思い出しつつ腹を下さぬかどうか試すために、1・2巻あたりぱらぱら見てみたいなあ、と図書館に行ったがなかった。残念。
 本屋さんに行きました。
 『三国志 (6の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)』と『陋巷に在り〈1〉儒の巻 (新潮文庫)』を買いました。
 『陋巷に在り』文庫シリーズに時々ついている「あとがき」をぱらぱらと見るに、作者氏はかーなーりなりふり構わずに笑いを取りに走る方のように思えてなりません。ステキだ。
 でも、1巻あとがきの「谷甲州と谷恒生も取り違えていた」という一文に、自分が酒見賢一佐藤賢一を混同していたことを棚に上げて本を引きちぎりそうになりました。