昨日も「別冊文藝春秋」を求めて夜遅く本屋さんに行ったけれどなかった。

 そして、渇きの苦しみのあまり財布のヒモがぶちっと切れる音が聞こえたのです。


 『図書館の興亡 古代アレクサンドリアから現代まで』 ISBN:4794213530
 『ベルリン陥落1945』 ISBN:4560026009


 前者は「時に愚かしく時に感動的な物語」というオビのコピーが気に入りました。特に先に「愚か」が来ているあたりが。
 後者のオビのコピー「戦時下の一般市民、とくに女性に対する性暴力をこれほどリアルに書いた類書はない」(解説より)
 別に性暴力モノが読みたかった訳ではなくて、ふだん戦争モノをエンタテイメントとして楽しんでいる反動で、たーまにこういう本を買ってしまいます。現実にはどうだったのか?という疑問と、実際に起きたら一般市民の自分は弱者なんだぞと自戒をこめて?
 でも、レジでお金を払いながら家に帰ったらゲームをしてしまってハードカバーの本なんて読まないだろうな、と思った。
 実際読んでない。*1

*1:いまはてなダイアリー自動リンクをたどって上記2冊の書評をたどっていろんな意味でびびった。特に下の本。