日記

 新田次郎の小説でたしか「アラスカ物語」だったと思うがもう何もかも記憶の彼方で確実な事は何も言えないのだが日本人がエスキモーの一部族を率いて移住する話で旅の途中スギ林に出会いスギの木をはじめて見たエスキモーたちが涙を流しながらくしゃみをし続けたというエピソードがあり花粉症という言葉は使われてはいなかったがあれが最初に活字で見たスギ花粉症だったと思っていたのだが何しろ昭和の御代のことであり背伸びした読書は全く身に付かないことでもあるし、なによりもだるくて眠くてなにもかもがどうでもいい。
 花粉症が本番を迎えたのと本業のラッシュが重なって死にそうですその上同病者が経験的に飲酒すると花粉症の症状がひどくなると口にしそれを聞いて以来なんとなく飲酒しずらくて心の憩いはただ「真・三国無双4」のみですつか最近は主に夏侯淵?みたいな?ですコンバンワ。


 ところでわが悪友よ、苦労してゲットしたレア本を借りっぱなしで音信不通になっちゃっててゴメン。近くエクスパック500で送っていいかい?その後またGガンダムのちょっとゴニョゴニョな同人誌を手に入れたのでレア本はそれでガードするからさとメールを書こう書こうと思っているけど書けなくてゴメン。この週末必ずメールする。


 4月8日発売の別冊文藝春秋が待ち遠しくてなりません。酒見賢一の「泣き虫弱虫諸葛孔明」の第弐部が連載されているからです。
 出版元HPの最新号情報が4月8日発売のものになっていたので、またしてもありもせぬ希望を抱いて本屋に行ってしまい、やっぱり売っておらず、かえって酒見節への渇きがひどくなり、渇きを癒すために文庫既刊を手にとってぱらぱら見ていたところ唐突にラヴクラフトの名前を見つけ、驚いた。*1
 最近、行く先々でラヴクラフト先生の影を見つけてしまうのでちょっと怖いです。つか自分が思っていた以上にラヴクラフトマイナーメジャーであるに過ぎないと思うのですが、おや、雷だこの季節には珍s(手記はここで途切れている。この日この地方では大規模な停電があった)

*1:酒見賢一墨攻』新潮文庫 文庫版あとがき