日曜日の朝の番組

 遅く起きて、録画しておいた「報道2001」を見ました。
 タイトルバックに不安をかき立てる恐ろしげなBGMを流したりとか、扇情的な報道番組だと思いました。なーんて、この手の番組なんかほとんど見ないので適当な事を言っていますが。
 我らが福井晴敏先生が、がちがちに緊張しているのがかわいらしかった…!
 司会者、ゲスト共々、事前に「ローレライ」を見せてもらったようですが。
 なんか、映画だけをもとに議論していて、福井先生が可哀想みたいな気がしました。誰も原作の方を読んでないみたいに思えたのです。福井先生が映画作りにどのくらい関わったか分からないのですが、でもやっぱり、映画化にあたって相当な部分を刈り込んでいるはずで。映画をもとに議論するなら監督氏の方を呼んだらよかったんじゃないかと、すねた気分になりました。
 あと、福井先生の書斎が映りました。
 背後に映りこんだDVDキャビネットは見せキャビネットに違いない!と直感され、どんなタイトルが入っているのか身を乗り出して見たのですが、最上段手前ブロックでジャケットを見せていた「あしたのジョー」しか分かりませんでした。残念。
 …巻き戻してよく見たら、最上段奥のブロックのジャケットはキューティハニー実写版じゃなかろうか…?
 パソコンを持ってないと聞いて、あの長大な作品を手書きで書いていたのかと驚いたのですが、ワープロ使ってるってことだったのか!パナソニックのスララでした。さすがは福井先生、巧みなミスディレクションです。わたしが勝手に勘違いをしたのですが。
 ワープロのトナリにはフロッグスタイルが2〜3匹いました。GUNDAM FIX FIGURATIONはなかったみたい。
 福井先生には、敬意よりも、同世代で同じオタクの親近感を強く感じてしまいます。
 報道番組に出て、国防政策について意見をのべるキャラでないみたいな気がするのですが…。


 「マジレンジャー」を見ました。
 今日の分ではなくて、録画していた初回分を見たのですけれども。
 今年は魔法の力で戦う戦隊だそうです。ハリー・ポッターをバリバリに意識してるような印象を受けました。
 5人が兄弟ってのはカワイイかも。長男(グリーン)長女(ピンク)次女(ブルー)次男(イエロー)三男(レッド)だったかな。気さくな兄貴の長男が、いちばんタイプかなと思いました。
 お母さんが先代の戦隊メンバーだったのかな? 通例で言ったら司令のポジションがお母さんみたいです。お母さんも変身して、変身後は白/銀のコスチュームのスマートで颯爽とした戦士でした。ツウでニッチな方面に人気大沸騰という予感がします。
 戦士にするために5人も子供を産んだのですか、とツッコミを入れたくなってしまいました。使命とは言え子供を全員死地に送った母を許して…と葛藤し出したら見てて辛〜いキモチになるだろうなあ、と思ったのですが、全体にコミカルな雰囲気なのであんまりそっちには行かないかも。ちょっと安心です。
 お父さんは誰なのかな…お空の彼方、魔法の国にいるのでしょうか。偉い魔法使いなのでしょうか。5人の子供たちが、得意エレメントも顔も気性もバラバラなので、5人のお父さんが全員違ったらどうしよう、とちょっと心配です。
 敵の魔法騎士も、ちょっと怪しい。誰かの(あるいは全員の)お父さんだったりするのかな…
 呪文はオリジナルみたいです。ちょっとガッカリかなあ。
 子供たちが大人になって、例えば「黄金の暁会」とかラヴクラフトを知って、これが元ネタだったのか!?と仰天するようなのを期待していたのですが…