スギ花粉の季節に備える

 ナンですか、今年は例年より早くて多くて長いそうですが?ええ?(不機嫌そうに)
 そんな予報は、危機感を煽って花粉症グッズを売りつけたい企業の煽動に違いない、だからいざシーズンになってみたら予報ほどじゃなかったねえ、と笑い合えるに違いない、きっとそうだ、そうであって欲しい、お願いだから!
 と、今までスギ花粉予報を耳にしても聞かなかったフリを続けていました。
 が。
 なるほど天気のいい日にはノドがいがらっぽくてクシャミが出るので(しかも朝早くだけ)、しぶしぶ「たしかに今年は早いらしい」と認め、準備を始めました。


 今年の新兵器は、杉花粉飴です。
 えーと原理は「減感作療法」ってのの一種。らしい。
 腸管で杉花粉とコンタクトすると、IgG抗体ってのができるそうです。対して、鼻粘膜でコンタクトした時にできるIgE抗体ってのが花粉と反応して悪さをするそうです。悪しきカップリングIgE抗体×杉花粉の成立を大量のIgG抗体で阻止しようと言う。そんな作戦だ!?
 半信半疑なので語尾が疑問形になってしまった。
 同僚が、昨年はコレを愛用していたお陰でほとんど症状が出なかったと言うのです。飴のお陰じゃなくて飛散量が少なかったからじゃないかと心の中でつっこんだけれど、献策を退けるほど強気になり切れず大量に注文しちゃいました。
 今の気持ちは、期待が半分と、スギ花粉と企業の宣伝に踊らされてる自分は他から見たらさぞ滑稽で哀れであろうなあ、という気持ち半分です。てゆうか飴は口の中が切れるので嫌いです。杉花粉飴は、思ったより粉っぽくなく植物臭くもなく、ほのかな甘さがいい感じですが、でもやっぱり口の中が切れて鉄の味になっちゃって腹立たしいです。シーズン中、1日2個ノルマかあ。
 つづいて、青じそ青汁(粉末)です。
 シソのポリフェノールが花粉症に効くってのは去年のハヤリで、今年はトマトのポリフェノール、ナリンゲニンカルコン?(聞き慣れないカタカナで思わず疑問形に)がトレンドみたいな気もしますが…。ひょえー飲み過ぎるとビタミンA中毒になるから使用上の注意をよく守れって書いてあるー。でもスギ花粉症が治るなら健康なんかいらないかも。だ。
 最後に、この3シーズンほど愛飲していますが効くんだか効かないんだか今ひとつ確信が持てないのですが、おいしいのでお気に入りのお茶、<SELF CARE>甜茶+しそ です。TaKaRaの製品です。
 おいしいので定められた量以上に飲んでしまうのと単価が高いのと、この季節以外は手に入れにくいのが欠点だと思います。
 TaKaRa製品のご案内 
 飲料→健康飲料です。900mlペットボトルと200mlの紙パックがあるよ。缶もあるみたい。


 でも今ネットで花粉情報を見たら山形はまだシーズン前ではありませんか。
 今の症状は暗示効果なのでしょうか。安易に扇情的な報道をする報道機関の責任を問いたいです。ぷんすか。(←いちゃもんモード)