本屋さんに行って考えました
なんだか無性に城山三郎の本が読みたくなってしまって、市内で一番大きい書店に行きました。
あたらしい本の匂いって、なんであんなにいい匂いなんでしょうか。食欲が刺激されるのとはまた違った、わくわくする匂い。きっとここに寝食を忘れて夢中になっちゃうようなステキなモノがあるに違いない。そんな予感!
要するにそれは過去の幸せな読書体験が連想されるからであって、そんな人生が変わってしまうような体験がしょっちゅうある訳ないだろうよ、と思いつつもその匂いを嗅ぐと財布の紐がゆるんでしまいます。ホントにこの条件反射はどうにかならないかなーと思います。などどブツブツ言いながらも書棚の陰で(やっぱり人目が気になるので)抱えた新刊文庫本の匂いを嗅いでうっとりしたのちレジに行くのでした。*1 *2