『2012』

 ミクシィとコラボ?してし、日本公開の数日前にはNHKでまで特番が組まれていて驚いた!
 しかも夜の定時ニュースの後半枠。
 どれだけ手回しがいいのか!
 日本での宣伝担当者のインタビューが見たい。



 まあしかし、実際観ると凄いのは映像だけだろうと、ツッコミ入れる気満々で見に行ったのですが。
 面白かったです。
 すっごい負けた気分。


 あっ、でもドラマパートに期待しちゃだめですよ?(そんな人がいるとは思えないが)
 遊園地のライド気分でお楽しみ下さい。
 崩壊する街からの脱出シーンが特盛り&やりすぎで、笑いをこらえるのに苦労しました。
 飛行機と地下鉄列車がすれ違うとか…バカ過ぎる。
 もう一回スクリーンで観たい。



 推測でものを言うのをお許し下さい。
 エメリッヒ映画のアホ展開は、意外と何かのオマージュか、さもなくばブラックジョークなのかも知れないと思いました。
 「ただの」お祭りバカ映画にしては、ブラックジョーク…つうか辛辣な政治ジョークが織り込まれていると感じます。
 『ID4』ではアメリカ・イズ・ナンバーワン精神をおちょくり、『デイ・アフター・トゥモロー』では今まで傲慢でしたごめんなさいとアメリカに言わせました。
 今回もなかなか辛辣な部分があったと思います。
 巨大プロジェクトの情報を秘匿しながら突貫工事をやり遂げられるのは、確かにあそこしかないかも…
 鋭い指摘に嫌な気分になること請け合いです。



 もしかしたら、○○がメイドイン○○!?と観客の度肝を抜くのが目的の一発ギャグなのかも知れませんが。