山岸涼子
午前中仕事しました。
わたしはとてもよく働いた。すごく良く働いた。
同僚から山岸涼子の『青青の時代』『ツタンカーメン』全巻を貸して貰いました。
夕ご飯にはまだ間があるから、ちょっと読もうかなあ、と読み始めて、いまさっきまで全巻一気読みです。
お腹が空いた。
それにしても、この人の漫画はなぜこんなにも面白いのか!
ガッと「このキャラ好き!」という感じにはならなくて、どこか「ふーん」と冷静に読めるんだけど、途中で止められないのはなぜだろう。
細い線で、原則として肌の影にトーンを貼らず、背景も線だけで、とても白っぽい画面なのに、ぜんぜん気にならないのはなぜだろう。
なんども収録されている作品が多い印象を受けます。著名で、中・短編が多くて、何度もアンソロジーが出ているせいかも知れません。
青青の時代の4巻の尺の足りない所には「牧神の午後」、ツタンカーメン4巻には「イシス」という作品が収録されているのですが、これはどちらもメインタイトルになったことがあるような気がする。
気がするどころではない。持ってたはずだ。探したら出てきた。
なのに、あれー、どういう話だっけ?とか言いながら面白く読めてしまうのはなぜだろう。