ひっさびさの完全フリー!

 晴れたのでとことんまで洗濯をして、これ以上ないぐらい散らかった部屋を片づけました。
 BGMは、買ったきりで聞いていなかったCDを片っ端から再生しました。

ふたりのイエスタディ +9

ふたりのイエスタディ +9

ロン・ウッド・アンソロジー

ロン・ウッド・アンソロジー

hal from heaven

hal from heaven

  • アーティスト: HAL FROM APOLLO ’69,hal,Takahisa ”zoё” Yamada
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/29
  • メディア: CD
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 それでも足りなくて、
 『ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション [DVD]』のおまけディスクを流した…けれど、おまけディスクって、たいてい字幕オンリーですよね。字幕モノは注視してないとダメなことだなあ。
 つーか男性がしゃべるドイツ語は、全部ファルコに聞こえてしまう。
 もろ年がばれまくりなのですが、わたしが洋楽厨だったころ、この人のドイツ語ラップ(?)が彗星のように現れ大ヒットしたのでした。
 ロロロロック・ミー・アマデウス
 多感なお年頃だったわたしは「なんて世界は広いんだ!」と衝撃を受けたものです。
 ファルコさんは、黙っていればハンサムですが(でもサングラスをしてるとタモリに似てた)、プロモーションビデオではニヤニヤして変な動きをしてて、トータルするととてもインチキくさかった。それがいい。
 CDを発掘してファルコ祭りに突入です。(かえって部屋が散らかっている不思議)
 聞くところによりますと、この人が早口でドイツ語(本当はオーストリア人らしいですが)でまくし立てると、英語圏の人間に空耳アワー現象が生じて、ちょっとヘンてこでエッチな感じに聞こえて面白いらしいという解説を耳にしました。
 わたしには英語もドイツ語も同じぐらい異言語なので、その感覚は分かんなかったなあ。先年「恋のマイヤヒー」を知って、もしかしたらこんな感じだったのかなーと思いました。
 この人のCDを一枚ためしに買うなら『Falco 3』で決まりでしょう。
 個人的には、全米大ヒット(映画の嘘くさいアオリ文句なんかではなしにマジで)後に、アメリカ市場を意識して作られた(とわたしは想像する)次アルバムの『Emotional』が好きだった。音が行儀良くおとなしめで、ストーリー性が高くて分かりやすいからかも知れません。前作よりも英語率が高いのでストーリーが読みやすいだけかも。これらはもろ80年代って感じです。それがいい。彼の最後のアルバムとなった『Out of the Dark』も、かなりいいと思います。
 むかしむかし、英語のファルコメーリングリストに吶喊して、そこでちょっと仲良くなったドイツ人の青年が「世界中のファルコCDを集めるのが夢!」とか言うので、日本版の『FALCO3』とドイツ版をエアメールで交換しました。
 日本版も輸入盤もCDの中身はまるっきり同じなことが多いので、歌詞カードだけコピーしとけば無問題と思って交換したのですが、日本版は特別編成だったと後から知りました。サリエリ・クラブ・バージョンが入っていたそうな。
 輸入盤『FALCO3』は今でも簡単に手に入りますが、日本版の『FALCO3』は廃盤で、プレミアがついているらしいです。
 そのドイツ人青年とのメール交換は途絶えてしまいましたが、わたしの日本版『FALCO3』が大切にされているといいなあと思います。