淋しい木曜日

 ここしばらく、木曜日は早起きしてコンビニで週刊モーニングを買って出勤する習慣でした。
 きょう、目を覚ましたときにもう早起きする必要はないんだなあ、と思いました。
 曹操は周囲の悲嘆はどこ吹く風で晴れ晴れと逝ってしまったので、あんな勝手な人のことはもう知りませんじゃなくて思ったより悲しくなかった。
 劉備と仲間たちの最後の一コマが、無念炸裂だったので、そっちの方が辛かったです。
 いつだったか、休憩室に落ちていたモーニングを見たら赤壁ぽかったので、もう孔明も登場してるだろう、どんなかなあと興味を持ったのがはじまりでした。その回にちゃんと孔明は出ていたと後から知ったりとか、コミックスを見たら、初対面かつ生涯を捧げることになる人にいきなりラフレシアがコンニチワでドン引きしたりとか、今から思えばいい思い出です。たぶん。
 三国志つーより徹頭徹尾「曹操漫画」でしたが、その中でも蜀の人たちは魅力的に描いてもらったと思います。てかどの陣営も魅力的だった。
 これ以降、三国志に題材を取った作品は、蒼天航路のように描くか蒼天航路のようにならないように描くかの選択を迫られると思います。
 買えばほかの漫画もパラパラ見るわけで。
 もしも10年後には肝っ玉母さんになってそうな中国人通訳の女性をシマコーが口説いてたら、わたしはシマコーを見直しただろう。しかし、ちゃっかり薄幸そうな中国人ホステスを囲ってたのでいい加減にしろと思っていました。
 『ジパング』は脱落しちゃいました。まとめてコミックスでリベンジしたいです。
 『バガボンド』は、忘れた頃にちょっとづつしか載らないので、イマイチ話が分かりません。
 『わたしはあい』を楽しみにしていました。脱力系ラブコメ→角川ホラー文庫妄想戦士ヤマモト系痛いヲタクギャクと激しい路線変更に目が離せない思いでした。すべては作者氏の計画通りなのか?
 『Nsあおい』は、主人公の美空あおいはイイコだけど、周りが嫉妬憎悪自己嫌悪自己中スタンドプレー渦巻くオソロシイ職場の漫画だなあと思いつつ読んでいました。こんなドロドロを描ける人の人格をちょっぴり疑います。でも外科病棟編の新キャラのオカマちゃんを応援してた。やっぱりオカマちゃんが好き。
 『へうげもの』『ブラよろ』は休載中ですね。
 新連載の、バリキャリ女(でも日曜朝の特撮番組を見るのが秘密の娯楽)が冴えないゲーム開発の男と出会う話は、最近アキバ系みんなが狙いすぎじゃないかと思いつつ、テンポ良くて面白かったのでちょっと読んでみようかなあと思った。
 けれども、ああ、もうモーニング買わないんだっけ、と淋しく思いました。


 別れがあれば再会もあります。
 愛しのチキンポットパイがメニューに載りましたよ!
 さっそくオーダーして、一発目から地獄のように熱いシチューで舌を灼いた。
 去年と全く同じ展開です………orz