買っちゃった本

 緊縮財政につきアマゾンジャパンはブックマークから抹消!!!
 してたのですが、アマゾンの割引券が出てきた。4月にいっぱいお買い物した分のキャッシュバックである。7月末日まで有効。額面500円。


 せっかくだから使うか
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 1500円以上買わないと送料が無料にならないなあ
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 『正史 三国志〈6〉呉書 1 (ちくま学芸文庫)』をクリック
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 途中の巻だけ買うと、後で間違えてだぶって買ったりしそうだ
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 『正史 三国志〈7〉呉書 2 (ちくま学芸文庫)』『正史 三国志〈8〉呉書 3 (ちくま学芸文庫)』もクリック。


 本が届いてから伝票をしみじみと見て血の気が引いた。


 本をぱらぱらと見ました。
 諸葛瑾って、もしかして、すっごく出世したのかなあと思いました。目次を見て。
 皇族の伝が終わって、次が大臣のカテゴリなんでしょか。張昭(孫堅から仕えたうるさがた型家老)、顧ヨウ(2代目総理大臣)と来て、その次に諸葛瑾の伝が載ってる。すぐ後ろは4代目総理大臣だった。ちなみに3代目の総理大臣は陸遜*1
 諸葛瑾の長男、恪も独立して伝がありました。彼はプライドも能力も高く、野心もあって、幼帝の後見人として位人臣を極めた末に皇族のクーデターで誅殺されるという華々しい人生を送ったらしい。
 後半の方は知らない話ばっかりで面白いです。


 史記などもそうですが、わたしの感覚から言うと、歴史の本ってよりは伝記集に見えます。中国ではこれがデフォルトらしい?
 そんで年代や年齢がハッキリ書いてないことも少なくない。ような。
 伝のはじめに名前、出身地、先祖が書いてあるのに、生まれ年が書いてないよ!みたいな。
 特に歴史ものは年齢をチェックしながら読むクセがあるので、知りたいと思ったその時に前後の記述から計算できないとちょっと腹立っちゃうかも。*2
 周囲の人物との年齢差とか、その出来事の年に何歳だったかって、人物のイメージをふくらます(妄想とも言うが)のに必要だと思うんだがなあ。


 アマゾンジャパンの割引券がもう一枚出てきました。額面250円。8月末日まで有効。

*1:顧ヨウは在職19年目に死去、それで陸遜が後任に任命されたのが244年。諸葛瑾は241年に死去。タイミング次第では総理大臣になれたのかも?

*2:根気よく読み進めば伝の最後に死んだ年と享年が書いてあります