メモ

 電撃大王を買いました。「隻眼獣ミツヨシ」が休載だとすっかり忘れていました。別作品の例の中国人社長は死んでませんでしたがもっと凄いことになってました。ひょえー。
 『ラヴクラフト全集7 (創元推理文庫)』はいつ書店に並ぶのでしょうか。地域によっては先週末には売り出されていたそうで、そう聞くと居ても立ってもいられず書店に行っては空振り。しかし完全に「何か買って帰る」モードに入っているので行くたびに違うモノを手にしている自分が!でも『UMAハンター馬子 完全版1』については後悔していません。
 で、今日、やっと買うことができました。
 巻末の文庫紹介に「黒の碑」が載っていますね。これって絶版だとあきらめていたのですが違うのでしょうか。再版してくれるのかなあ。読みたいなあ。創元社のHPにはそんなこと一行も書いてないけど読みたいなあ。読みたいなあ。
 訳者氏のあとがきが感慨深かったのです。詳しくはid:moleskin:20050124#p3様に引用されていますので。*1あと「読者としてのわたしは本編(=北極星)を好むが、翻訳家としては異様な形容詞の挿入に唖然とするしかなかった。」の一文が心に残りました。言いにくいことを、苦心して言葉を選んで語っている雰囲気に萌えた(という言葉は不謹慎で不適当かも知れませんが)こともありますが、大瀧氏は優れたところも変なところも含めてラヴクラフトが好きなんだろうなあと思ったのでした。なんとなく。
 個人的には、たまたま昨年後半から再読して関連書籍を漁ったりしているうちに今日この日に立ち会えたので感慨深く思います。そうそう、全集5・6がリアルタイムだったんだ(奥付を見ながら)。なんて書くとトシがばれそうだなあ。
 7でいちばん面白いのは「錬金術師」だと思います(id:wang2zhonghua:20041107#p1)
 いちばん怖いのは「北極星」かなあ。寝坊!とか遅刻!とか大事な会議で居眠り!とかの日ごろ意識の底に押し込んでいる不安を呼び起こすような…

*1:「イベントに参加するのは義務」には同感です。