『超大魔法峠』

 超・大魔法峠―マジカル血煙コミック (角川コミックス・エース)
 日本人ならば「魔女っ子」と聞けば「かわいい」「純真」「けなげ」あたりのイメージがパッと浮かぶと思いますが、「魔女」ならどうですか?ネガティブなイメージが浮かんじゃいませんか?
 可憐な魔女っ子も、大人になったら魔女になっちゃうのでしょうか? いつかどこかで、ガラリと変化*1するのでしょうか? それとも、可憐さの裏側に後に魔女へと成長する素質が秘かに準備されているのでしょうか?
 「魔女っ子」と「魔女」の相反するイメージを意図的にごっちゃにして、可愛くて格好良い(?)キャラを創造した作者に最敬礼デス。マスコットのパヤたんの「あいかわらず恐ろしいお人だ… あんたは正真正銘の魔女だよ!!」の台詞には不覚にもクリティカルヒットを喰らいました。
 個人的には、ドラゴンボールで言ったらヤムチャのポジションのアネゴさんが好きです。

*1:へんげと読んで下さい。