バンプの新作が欲しくて、

 郊外の大型量販店に行きました。キレイサッパリ売り切れていました。ううむ。
 閉店間際の大型量販店は、お客も少なく落ち着いて怪しい書籍をチェックできます。
 LEONという男性向けファッション誌があって、同タイトルの映画に出てくるあのお方に憧れる男性が買う雑誌だと思うのですが、コレが良くてねえ。絵の練習のお手本用にたまーに買ったりします。
 夏前だったか、表紙のコピーが「モテるオヤジはカラダがちょいムチ」と言う号があって!
 やっぱり閉店間際のこの店で見つけて、表紙コピーの笑撃度が私の倹約領域での防御力をはるかに上回っていたのでフラフラとレジへ持って行ってしまったのでした。ちょっぴり太めの男性がセクシーだ!って主張にも驚きましたが、雑誌があるってことは、そう信じる編集者と、その雑誌を買い支える読者がいることだよなあ、と世界の広さ・人間の多様性に思いを馳せたものです。
 今月号でも、相変わらず高そーな時計だの靴だのスーツだの車だの、高そーな犬だのが載ってて、あのお方風のおっさんモデル氏が娘くらいの年齢の色っぽーい金髪モデルさんと一緒に写ってて、女性の仕草目線はどう見ても「お父さんとデート」じゃ済まない雰囲気で、ああ、この雑誌の目指すところを端的に表現していることだなあ、だがしかしあの映画はプラトニックだったような気がするのだが、などと考え込んでしまい、結局何も買わず帰宅して梨を頂きながら飲酒して本日はターン終了です。
 (梨、甘くて美味しかったです。御本、ありがとうございました。お礼のメールは近日中にいたします…)