『カルバニア物語』
電子書籍で手に入ったので読み返しています。
ひっこしの時にコミックスを手放してしまって、後悔してたんだ…
昔、雑誌で読んでました。ン十年ぶりに読み返してもおもしろーい。
TONO先生の絵は時代を超えていると思う。流行に左右されない、TONO先生だけの絵。近・現代の機械系や建築(ビルとか)など描けないものがあると言っていますが、私は信じませんよ? どんなものでもぜったい「TONO絵」に落とし込んでくると思う。
どのページも、ページ全体がイラストとして成立してるのもすごい。
ドレスいっぱいで甘くて、女王様は可愛くて巨乳。
主人公(女子)は格好良くて強い。
その中にちょっぴり混じってくる、政治や反乱や大人の都合やらなんやかやのビターな味わいがたまらない。
読み返してビックリしたのは、エキューがあんまり殺人に抵抗がない(ように見える?)ことかな…
子供の私の脳には、受け入れられない要素だったようです。