三軍師

 現代日本の三国志界(というものがあるのか?)は成熟しているというか擦れているというか。
 ちかごろは演義ベース作品(例:吉川英治三国志横山光輝三国志)を、ちょっと軽く傾向があるかも知れません。  
 歴史書の方の三国志から小ネタを引っ張ってきて、新解釈を加えるのがオ・ト・ナみたいな。



 ごめんなさい、それはわたしのことです。



 子どもの頃に最初に観た三国志と同じ

 格好いい天才・周瑜
 格好いい天才・孔明
 オチ担当の魯粛(癒し系)


 のトリオを『レッドクリフ』で見て、懐かしさに胸がいっぱいになり、次に自分のスノッブさを恥じました。



 そうそう、この映画でのキャラ改変と言えば。
 「嫉妬」は周瑜というキャラクターの属性のかなり上位に来るはずです。周瑜っつったら美形なんだけといっつも青筋立ててるってイメージしかありません(言い過ぎ)
 しかしこの映画では嫉妬の部分があまり前面に出ていません。
 完璧超人主人公にしたかったからでしょうか。


 あと、昔は孔明と結婚したかったけど(爆)、今は魯粛になりたいと思いました。
 疲れてんのかな。