『slow rider played loud live your life tour 2007』

 ライブDVDです。
 基本全曲好き。どれも好き。
 なんですが、あえて1曲選べと言われた場合。
 曲への思い入れ、演奏・アレンジの好みを越えて、PVとして見た場合の完成度の高さで『Carry on』に一票を入れたい。
 このDVDに収録されている『Carry on』のアレンジの素晴らしいところは、全てのメンバーに「見せ場」がある所だと思います。
 そして「見せ場」をきちんとカメラがとらえているところがまた素晴らしい。
 後半は各メンバーの「見せ場」+主人公がフレームに収まるようにカメラがとらえているところが憎い。実に憎い。
 ライブは撮影する方も一発勝負だと思うのですが、リハーサルなどを見て大まかな計画を立てておくのでしょうか。(+複数のカメラで漏れがないように手を打っておく?)
 撮影隊の方のお話を聞いてみたいです。
 『Carry on』は、他の曲に比べてアップが多めで(それがいいんだ)、客席とステージ全体を納めた画が少なめなのは、これが「聴き入る曲」なので客席がおとなしめのためでしょうか。


 あと一点、疑問が。
 「客席とステージ全体を納めた画」に違和感を感じるのです。角度とか。
 当日、カメラの後方に陣取ったのですが、目の前のカメラがとらえたとおぼしき「客席とステージ全体を納めた画」がない。ような気がする…?
 では目の前のカメラは何を撮っていたのかと。
 しばらく考えていました。


 プレイヤーの目線の高さのアップなのか?な?