『風林火山』
すごい緊迫感だった!
後半のヒロインが先週から本格的に登場しています。
巫女属性の亡国の姫と聞いて、もっと守ってあげたい感じの姫を想像していたんですが、
激しい電波姫でドン引きだよ!
ドン引きってのは大げさですが、予想を越える激しい展開に、一秒も目を離せませんでした。金縛りにあったように。しかも口は半開きで。
前半は軍師・ダーク山本勘助が大活躍でした。
思えば勘助が武田信玄に使える前、軍師という職は、もっときらきらしい印象がありました。
勘助が「俺は軍師として就職したいです!」と口に出すたび、実績もないのに大言壮語しやがってコイツめ!という感じで。
いまは苦労してても、いずれは軍師として取り立てられることを知っていましたから、不安や落胆を隠し、いい笑顔で大言壮語する勘助をほほえましい気持ちで観ていました。
いつか、いい君主にめぐりあって、軍師としてのびのびと働けるといいね、と。
念願かなって軍師として働けるようになりました。
でも、見ててあんまり楽しくないのです。
人を騙してはめてなんぼの商売なんですね。軍師って。
勘助の策が当たれば当たるほど後味の悪ーい感じで。
味方にも、ちょっと引かれちゃったりとか…。
まあ、勘助自身は軍師という職の後味の悪さに戸惑ってないようなので、いいのかなあ。