疑問。

 ふっと思った。
 ルビコン川って、もしかして橋がかかっていたんじゃないか。
 なんか、ルビコン川って、橋なさそうですよね。
 それって、「ルビコン川を渡る」と「背水の陣」を混同した思いこみだとしたらどうしますか!?
 塩野七生の「ローマ人の物語」シリーズを、文庫で読んでいます。
 地図を見ると、ローマ時代の大街道がルビコンを横切ってずっと続いています。道路工事大好き帝国ローマの事だから、らくらく渡れるように整備してたんじゃないか。橋とか。
 それに、カエサルのルビコン越えを(一瞬でも)ためらわせたのは、川の深さじゃなくて法律だったのです。
 軍事クーデター防止のためだと思いますが、「属州総督が軍隊を率いてローマ本国に入ってはならない(境界はルビコン川ね!)」ていう国法があって、これをやぶったら国家反逆罪だったらしいです。
 よって、ルビコン川には橋があってもいい!(なんだってー!)






 正解→歩いて渡れるぐらいの浅い川だった
 よく見たら塩野先生の本にちゃんと書いてありました。orz
 ローマ史は縁がなかったので、なにもかもが新鮮で物珍しいです…。