『アレクサンダー』
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2005/07/29
- メディア: DVD
- クリック: 55回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
そして背中を押してくれた2割引フェアよありがとう(血涙)
さっそくオープニングを見て、バビロン入城に飛んで、ちょっと戻ってガルガメラの戦いを見ました。前二つは目が楽しい。
ガルガメラの戦いは。
マケドニア軍スカート短すぎ。
戦争の場面では、マケドニア歩兵の、密集方形陣をじっくりと見ることができます。
この映画のたたき台になったアレクサンダー大王の研究書の作者氏が、歩兵のエキストラに混ぜてもらったそうです。自分がいま、夢にまで見た密集方形陣に参加してる!と興奮のあまり鼻血が出そうだったとか。*1 *2 萌えの形は人それぞれだなあと思います。
ええと。
歩兵達が四角く整列して、「ぜんたーい!止まれ!気をつけ!」ってやってて、馬に乗った小隊長の隣にプラカードみたいのを持った兵隊さんもいて、時節がら高校野球が連想されました。
体育でやった行進とか整列とかって、明治時代に輸入した欧米式の軍隊の訓練と関係があると聞いた記憶があります。もしかしたら、ルーツをたどるとこの辺までたどれたりするのかなあ、と、ふと思った。
映画では文字通り鳥の視点から大軍がぶつかり合う様子を見ることができます。歩兵団が隊列を乱さずに接敵し、騎馬隊は疾走しながら斬り込むタイミングをはかります。
相手の狙いを推し量りつつ静から動へ転じる緊張の一瞬。
このヒリヒリする感じは良く知っている……? あっ、三国志大戦か……orz
ゲームや映画では、戦場全体を鳥瞰で見ることができます。
が、大昔はそんなことできないわけで。馬に乗ったぐらいじゃ見渡せる範囲もたかが知れてるし、土煙はもうもうだし、無線もないし。それでよく何万って大軍を把握できたなあ、そう言えば、と、馬車の上から真剣に目を凝らし続けるダリウス大王を見て思いました。
前に見たときの感想↓
id:wang2zhonghua:20050219#p1 id:wang2zhonghua:20050317#p1