『戦国自衛隊1549』

　平和ボケの世で訓練に励んでも励んでも虚しくなるばかりな自Ａ官の諸君！君も脱サラ(?)して戦国の世で天下を狙ってみないか！てなツッコミどころ満載のオモシロＢ級映画でした。
　ただ、Ｂ級特有の？さっぱりスジの通ってない話を絵ヅラの迫力と勢いで押し通すパワーが少々足りない気がしたかなー…。せっかくタイムリミットって燃える要素を追加したのにアッサリ風味だぞ。お米の国の濃すぎる味つけに慣れすぎちゃったのかも知れません。
　情報量に比して尺が短すぎる印象を受けました。登場人物の、あんまりな展開に混乱→腹を決めるって過程が説明不足に見え、気合いの入ったカッコイイ台詞が浮いてるようで残念でした。
　てか戦国人も平成人も異常事態に馴染みすぎだって。

　鹿賀丈史がチョー格好良かった。鼻血でたー。
　北村一輝が、体型も身のこなしもサムライに見えて感心しました。（しゃべりかたはちょっとヘンだったかも…）
　鈴木京香は私情と任務をごっちゃにしすぎだと思いました。いくない。
　伊武雅刀の斉藤道三がイイ味出してました。そして、はげてる人はああいう風にちょんまげ結うのかと目からウロコ。
　高畑淳子が濃姫の乳母をやっていたそうな。スタッフロールを見るまで気がつかなんだ。
　戦車が思ったより少なくてがっかりです。戦車を。もっと戦車を。

　今日は時間がないのでこの辺で…。
　帰りに原作（半村良の方）を買ってきたので、読んでからまた何かブツブツ言うかもしれません…

　「妖怪大戦争」の予告編を見ることができました。
　イイ感じに低年齢向けっぽい。いいネ！