英雄伝説?
わかものが、自分が何者であるか知り、旅に出る。
旅をしながら腕を磨き、生死を共にする仲間と出会い、力を蓄え手柄を立て、ついには一大会戦で仇敵を粉砕するのです。
そしてはじめて、わかものは王になる訳です。*1
王になるための一種の通過儀礼……?(適当なことを言う)
つまりは、我が国のコンピューターRPGの遠いご先祖として、英雄譚の系譜があるのではないかと思ったのです。本流は、メディアは分かりませんが今も欧米にあるんではないかなあ。で、支流がハリウッドにも流れて来てるんではないかなあ。
「指輪物語」のアラゴルンは王道だなあ、と思います。
我が国では源義経あたりが該当するかも知れません。(…折口信夫の貴種流離譚ってのとちょっとはかぶるんだろうか?)*2
その一方で、旅立つ以外の選択肢がない所とか(笑)、船難破の強制イベント、(プレイヤーが)予備知識ゼロで町に着いて、人の話を聞いているうちにだんだん状況が分かってくる感じとかが昔なつかしいRPGっぽいなあ、と思ったのでした。
寡黙にイベントをこなす主人公に対し*3、周りが勝手に「あなたは救国のなんたらかんたらに違いありません」とドリームを重ねるのもちょっぴりデジャヴ、と郷愁で胸がいっぱいになったりもしました。
具体的に××とソックリだー!と思った訳ではないですが。
後半はRPG臭はなくなると思ったのですが、ラストが噂に聞いた某人気RPG7と似てるような気がしました?(クリアしてないけど)←訂正:見直して、鍛冶屋に戻ったって訳じゃないのかもなー、と思い直しました。