艦これやってます。2016春イベント、e5で詰まってることなど。

 

ヤマト亡きいま

 毎週楽しみにしている番組があるって、楽しかったのですね。
 ヤマトを見るまで、何年もこういう感覚を忘れていました。
 今期は『キルラキル』と『蒼き鋼のアルペジオ』と『ガンダムビルドファイターズ』を続けて見ることになりそうです。
 でもネット配信なのね。
 DVDになってからレンタルで見てた時代を思えば、ネットで大幅な遅れなく見られるのはありがたいのですが、地上波でみんなと同じタイミングで見たいなあ。
 田舎暮らしが、憎い。

『宇宙戦艦ヤマト2199』第7巻

 ずいぶんお直しが入ってるようですね。
 25話はテレビ版よりも更に追加されているシーンが!
 冒頭にヤマトラジオのシーンが入り、百合亜のトークとともに艦内のシーンが。
 特に南部君。監督が仄めかしていたのはこれか!
 南部君の見ている女性の写真は、お見合い写真なのでしょうか。
 待て待て待て「僕は自分で結婚相手を探します!」とママに啖呵を切ったのでは…
 あ、だから葛藤してるのか。
 どうも描き直しもずいぶんはいっているようです。
 セレステラが描き直されていますね?
 瞳キラキラが控え目になっています。
 美人さんになりましたが、ちょっと寂しいような。

『エリジウム』

 なんか…期待しすぎちゃったかな…


 ハリウッド映画にしてはテンポが悪くて、途中「まだ終わんないの?」みたいな気分になっちゃいました。
 撮りたい絵優先でシナリオが穴だらけなんてのは、別に珍しくもなんともないと思います。だから無価値だなんて言うつもりはありません。
 問題は退屈だからシナリオの穴に目が行っちゃうってことかも…。
 なんかね、エリジウムのセキュリティが脆弱すぎてがっくりしちゃった。
 それやこれやで、実はエリジウムはできて30年も経ってなかったりして?感がすごい。しょんぼりだ。


 それでも、工場ぽいところの連絡高架橋の上でなぜか日本刀をしょった強化外骨格白人(シャールト・コプリー)と強化外骨格(ポンコツ)主人公の最後の戦いの場面に、謎のサクラっぽい花びらがチラチラ舞っているのとか、無条件に全てを許しそうになりました。
 生まれた国は違っても、同族は応援せねばなるまい。
 あと、ふざけた保護観察官ロボ。あれだけで今年のディストピア分が補充された思い。

 思えばブロムカンプ監督の前作にして出世作『第9地区』が面白すぎたのかも知れません。
 『第9地区』自体はB級もB級、半年すぎたらコンビニで1480円でソフトが売られるような映画です。
 今なら3枚3000円のワゴンにあるはず。
 でも公開当時は、なにか才能の煌めきのような、大きな可能性を感じましたっけ。
 監督の「南アフリカ出身」という珍しい経歴にも興味を持ちましたし、作品を通じてほの見える南アフリカの今の風景にも引かれました。
 バーホーベンとかアニメとか好きなモノをぜんぶ突っ込んできたのもほほえましかった。
 主人公のヴィカス(シャールト・コプリー)も良かったな。
 ダメ人間が、なんの心境の変化か1回だけ自分を犠牲にして「良いこと」をするってのに弱いんです。
 ヴィカスを演じたシャールト・コプリーは監督兼俳優の肩書きを持つ新人でした。
 劇中のセリフはすべて彼の即興であるとか。
 後から考えると「監督兼俳優」てのはハイスペック人間って意味ではなくて、小さい規模で映画作ってるから何でもやるって意味だったのかも知れません。
 さらに後から良く聞いたらブロムカンプ監督の「ビジネスパートナー」って話で、つまり「とりあえず友達に主役やってもらった」と言うのが真相に近いのかも知れません。
 セリフが即興ってのも、もしかしたらシナリオが完成してなかったって意味だったのかも知れません?
 なるほど、ものは言いようです?


 ですがこのすべての要素が、「次はもっとすごいかも?」て印象に繋がったのです。
 『エリジウム』…ちょっと期待しすぎちゃったのかも知れませんね。

『キャプテン・ハーロック』

 国産フルCG映画です。
 監督は、荒牧伸志。
 私は荒牧監督を応援したい…
 実写ガッチャマンで戦犯の一人に数えられてるみたいなんですが…
 それでも荒牧監督を応援したい…
 だってアップルシードからこっち、フルCG映画を作り続けているから。
 まだまだフルCG映画は、手間ヒマコストがかかる割に出来映えが今ひとつになりがちのハイリスク分野だと思います。
 特にリアル寄り路線だと人物の不自然さがついて回っちゃうから「素直に俳優で撮った方がいいんじゃない?」と言われてしまいがちな。
 それでもあきらめずにフルCG映画に挑戦し続ける荒牧監督を応援したい!
 作品を作る=スタッフを育てている、なので今がんばって応援すれば次の世代の時代には「ジャンルの父」になったりとか…もしかしたら時代の分岐点を見てるのかも?!



 2D版と3D版と2回見ました。
 いにしえのFF映画と比べると、なんと遠くに来たものかと感慨深く思います。
 絵が最高でした。
 2.5次元て言うの?
 体のラインが松本零士のラインなんで驚きます。
 昔からCGはイケメン系は得意で、それ以外はちょっぴり不自然になりがちですが。
 老人などもかなり自然(リソース割いてないのは丸わかりでしたが)
 ヤッタランの自然なデブさとか無精ひげとかすごいよ!
 あと、トチローがすごいオタク臭くて笑っちゃった。合計で1分も登場してないだろうけど、はっきりとオタクっぽさが見える。すごい技術の進歩だと思います。


 3Dも宇宙の奥行き感が良かったです。
 原理不明(劇中で説明されたが私は理解できなかった)のマップ兵器とか、デスシャドウ級艦隊とか3Dばんざい!
 や。
 でも3Dは暗くてねえ。ただでさえ画面が暗めなので、さらに3Dメガネで暗くなるとトシヨリにはつらかったです。
 映写技術の進歩が待たれます。


 しかし手放しで褒められない大きな問題が。
 主人公のキャラ改変とか…そんなことしちゃっていいのか。
 よく考えたら私が知っているハーロックは999に客演する彼なんですが、それでも「違うわ〜」と思っちゃうなんて。
 どうもアメコミでは主人公のキャラ改変はアリらしいのですが、日本ではどうなのでしょうね。
 これがはじめての例となって定着していくのでしょうか?
 うーん、三国志とか戦国モノとか作品ごとにキャラクターが変わっているものもあって受け入れられているようなないような。それらとは意味合いが違うでしょうか。違うだろうな。
 あとね、オリジナルキャラ>ハーロックになっちゃってるのもリメイクものとしてどうなの、と思いました。ちょっとはしたなくないでしょうか。


 それでも2回見ると主人公の兄(メガネ)が好きになってきちゃってね…
 だって神経質メガネで悪役だけど実はいい人でしたとか!大好物です!
 それでも一番泣けるのが兄(メガネ)がホログラム嫁のコンセント抜いちゃうところで、最終的に好感度が一番高くなるのが兄(メガネ)とその乗艦オケアノスだと言うのは、脚本的にどうなのだろうか、と考えてしまうのです。

『King & Chicken SUMMER Boot Camp 2013』@仙台&福島

 石田ショーキチのツアー黒沢秀樹(L⇔R)と二人旅編です。
 石田氏と言えば来週末スクーデリア・エレクトロが復活ライブをするのですが、チケット取れなかったよ_(X3」∠)
 瞬殺で。
 なめてたわ。

 ツアーのうち、仙台と福島に行きました。
 オトナなんだからはしたなく欲張らないで仙台だけ参加しとこうと思ったのですが、行ったら楽しくて…
 欲張ってすみません。
 クールに生きるなんてつまんないよね。
 ライブに行って、すごいひっさしぶりに音楽聞いた!って感じです。
 ナマ音楽はいいですね。
 今年2/3ぐらい、音楽ナシでどうやって生きていたのか不思議!って感じ。



 まあぶっちゃけおっさん二人でギター二本。
 なのに、すごい存在感でした。音の厚みが。豪奢さが。
 思えば、はじめて石田先生のハモリでナマでスパイラル・ライフの歌を聴いたのかも知れません。
 ええもんですね。
 スパイラル・ライフの価値をはじめて知った思いです。
 のっぽのメガネ男子+小柄な美少年のビジュアルがスパイラル・ライフレーゾンデートルではなかったのだ!
 などとあまり言うと闇討ちされそうで恐ろしいのですが、私はスクーデリアから入った口なので、スクーデリア的なものを求めてスパイラルを聴いて「なんか違う?」と思ってしまったので…許して下さい。あの頃の私はものを知らなかった。ばかだった。
 面白すぎる本を知ってしまうと、いつまでもその面白さばかりを求めてしまって違う面白さに出会ってもキャッチできず素通りしてしまう、と言ったのは筒井康隆でありましたか。
 もったいないことをしてたなあと思いました。
 知らないって恐ろしい、知らないってもったいない。

 

FURTHER ALONG-20th anniversary mix-

FURTHER ALONG-20th anniversary mix-

 リミックス?版も出たので、オリジナルと聞き比べてみようと思います。