マイク・レズニック「キリンヤガ」
当時、すっごく話題になっていた本です。
SFマガジンに載った短編「空にふれた少女」が印象的で、誰もが感想を言っていたかも。
急に読み返したくなって、お取り寄せをしたのでした。
読み返して「プロローグ もうしぶんのない朝を、ジャッカルとともに」の、父と息子の会話の噛み合わなさっぷりの描写に感心しました。巧い作家さんだったんだなー。
マイク・レズニック「キリンヤガ」を読んでいます。「空にふれた少女」、これSFマガジンで読んだのだったかな… 読んだ後にすごく憤って感想を書いたよ。…うん?ネットじゃなかった…パソコン通信?に?…ううう…頭が… https://t.co/npDOkjgF1S @amazonJP
— 丙提督もなか@2012 (@monaka2012) 2016年5月27日
コリバ(村の呪術師)は「追放」という選択肢を持つべきだと、怒りとともに思っていました。記憶違いしてたな。賢すぎる少女にキリンヤガから出て行く選択肢はちゃんと与えられていた。今読むと、少女は賢すぎたのだと思えます。コリバが太刀打ちできないぐらい賢かった。かわいそう。
— 丙提督もなか@2012 (@monaka2012) 2016年5月27日
@monaka2012 事件のあと、コリバは反省してますね…。そこも記憶違いしてた。「その日から、わたしは、翼を折った鳥をみつけたときはできるかぎりの治療をするようになった。」からのくだりは涙なくしては読めないよ。
— 丙提督もなか@2012 (@monaka2012) 2016年5月27日
「キリンヤガ」は1999年発行。表紙イラストは田口順子氏。
— 丙提督もなか@2012 (@monaka2012) 2016年5月27日
いま見ると、アニメ絵に寄せようとしつつギリギリ思いとどまっているハヤカワのプライドがほの見えて趣深い。かも。 https://t.co/npDOkjgF1S @amazonJP
田口順子さんと言えば、わたしはモンコレ(うっ頭がっ)でお世話になったのですが、マジック・ザ・ギャザリングのイラストも手がけていたんですね。
— 丙提督もなか@2012 (@monaka2012) 2016年5月27日