『エアベンダー』
シャマラン映画お楽しみのラストのサプライズはなし?
もう一つのお楽しみ、恒例の「シャマラン監督を探せ!」クイズも、今回は出題されていなかったのかも。
しょんぼりだ。
聞くところによりますと、アメリカで人気のアニメの実写映画化で、別に監督がシャマランでなくてもいいような気がした……
見るべき点は、CGでの水表現の進歩でしょうか。あれはそうとうなモンだと思う。
3D吹き替えで見ました。
中央の席を確保できて(ガラガラだったから)、明るい場面が多かったせいか、クリアに飛び出して見えました。
でも、エスキモースタイルの毛皮のフード部分を妙に立体的にして見せる必然性は、私には理解できない。
ブサかわいい人を乗せて空を飛ぶ生物とか、ファンタジー世界なのに戦艦が出てきちゃうのとか、各地を回って各エレメントの技を覚えて行くのとか、90年代にRPGやりまくった人間にはかなりグッとくる要素がたくさんありました。
エレメントを操るために太極拳風のモーションが入る(けっこう長い)のも、最初はなんじゃこりゃと思ったのですが(変身中に攻撃されたらどうするんだ的な意味で)、見慣れると魅力的だと思いました。
主人公の小坊主がくるくると身軽にカンフーアクションで飛び回るの、中毒性高いかも。
杖を広げると小さなハングライダーになって、自分の空気を操る能力と組み合わせて空を飛ぶのとか。やみつきになりそう。
ストーリーは、粗……………あらすじみたいな感じでした。
卑屈なベジータみたいな火の国の王子はいつ仲間になるんだろう、やけに引っ張るなあと思って観ていたら、映画が終わってしまった。
3部作か4部作構想の第1部だってのは、先に言って欲しかったです。
あっ、これがサプライズなの?