『カンフーハッスル』

 ヒロインの子供の頃の「いい思い出」が主人公側からはトラウマで。
 主人公はトラウマを克服してはじめてヒロインにまっすぐ向かい合えるようになる。その機微がいい!と前回の同行者が言ってましたっけか。
 でもそんな事はどうでもいいのです。目を驚かす映像こそ金を払う価値があると思います。お気に入りのシーン*1 *2 *3 *4 *5 *6 *7を心ゆくまで堪能するぞ!と片手にポップコーン、片手にビールの完全武装で臨みました。
 が、2度目でもオチを知ってても面白〜い。中だるみ全然ないし、主人公のトラウマ回想シーンとヒロイン登場が絶妙で、喰い入るように見てしもうた。冷えてちょっと湿気たポップコーンがどっさり手元に残りました。
 見直してみると、伏線がしっかりあって驚きました。正体を明かす前の達人たちが逡巡してるのが視線で表現されてたりとか。あと鐘まで。
 今回は家族連れのお客さんがいっぱいいました。子供は素直でカワイイっすね。笑い所はキャッキャッと喜ぶし、主人公が格好良い場面では指さして喜ぶし。*8
 帰り道、カンフーの本を買って欲しいとせがんだりしたかしら。

 前回観たときの感想:id:wang2zhonghua:20050116

*1:斧頭会のみなさんのダンス

*2:ぼこられる大家さん

*3:ナイフ投げ

*4:猫まっぷたつ

*5:琴vs槍

*6:組長さんと会計係のコントの数々

*7:石破天驚拳!

*8:おっさんが格好良いシーンは指しませんでした。まだまだ青いなあと思いました。