宇宙戦艦ヤマトと農業系神話について

 宇宙戦艦ヤマトって、ギリシア神話のハーデスとペルセポネーの神話にそっくりだなあと思いました。
 どちらも冬のまま春が来なくなってしまった世界(荒れ果てて赤茶けた地球)に、春を呼び戻す話。だと思う。
 ガミラス・イスカンダルが2重星という話も、春をもたらす女神ぺルセポネーがハーデスの妻でもあるという話を思い出させます。
 2重星って発想はすばらしいですよね!
 当時裏話とかあったのでしょうか。聞いてみたい。


 先ごろ羽黒山伏さんのお話を聞く機会に恵まれましたて。
 修業の中心秘儀をあっさりお話し下さったのには仰天しました(実践しないと分からないという強気の姿勢か?)
 で、秘儀は「死と再生(出産)」のメタファーなんですよね。
 自分の葬式を上げて山に入って、山中で六道輪廻(あの世)の世界を巡って、修業を終えて生まれ直してくるっぽい。
 かつては女神のほこらに男根の象徴を投げ込む儀式などもあったそうです(今はやってないらしい?)
 というお話を聞いた夜に、ガミラス総統府にヤマトが突き刺さるシーンを観たので、宗教も芸術も最後にはそこに行くのかなあとしみじみと思ってしまいました。


 どうでしょうか。
 宇宙戦艦ヤマト=農業系神話


 だから色んな人が死んだり生き返ったりするんだ!
 とかゆってみるw


 農業神話は、毎年繰り返し冬が来るのはなぜかという疑問にも答えています。


 ヤマトが農業神話なら、毎年のように侵略とかあってもいいんじゃない?(続編希望)