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『トロン:レガシー』を見た(ネタバレ注意)

映画

 1982年の「世界初のコンピュータグラフィックス映画」の『トロン』の続編です。
 これから見に行く人には、吹き替え版を強くお勧めします。
 3Dと字幕はすさまじく相性が悪い。


 (ネタバレ注意)

















 やさぐれた青年が、
 バーチャルリアリティ界に囚われているお父さんを捜しに行き、
 デジタル出身の彼女を現実に連れ帰って、
 明日からは仕事しようと思った。


 とあらすじを書くと、激しくダメな感じがしますが…。


 実際に観てみると、たいへん清々しい映画でした。
 この映画、好き。


 モチーフが80年代で統一されてまして。
 80年代のホコリをかぶったゲームセンターだの洋楽だの、それだけでご飯三杯行ける。
 80年代が夢見たカッコイイ未来大盛り一丁!な感じでした。
 「カッコイイ未来」には『スターウォーズ』と『2001』のイメージが当たり前のように含まれていて「知ってる人はにやりとできる」なんてレベルじゃなかった。モロ。
 映画の本歌取りとでも申しましょうか。
 現実は、歴史の方向にも奥行きを持っている訳ですから、なるほど3Dだわーと感動してしまいました。


 ストーリーは、なーんのひねりもない一本道でした。清々しかった。


 老師と油の乗りきった独裁者の二役をこなした*1ジェフ・ブリッジスが素敵でした。
 彼らの決着の付け方は、たいへん美味しゅうございました。腐的に。
 ディズニー社の映画は、万人が楽しめるようにそつなく良く考えられているなあと思います。
 若い頃はそつのなさが毒にも薬にもならない感じで不満でしたが……最近は中庸が難しいんだ、という事を知りました。

*1:追記:若い方は、顔全体がCGだそうです。驚いた。