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『パトリオット』

映画

 ケーブルテレビで『パトリオット』を見ます。


 2000年アメリカ
 監督 ローランド・エメリッヒ
 出演 メル・ギブソン 故ヒース・レジャー


 エメリッヒ作品で唯一、SFでもパニックでもトンデモ系でもなく、エメリッヒ先生の良さがちっとも出ていない作品だと思えて実のところあんまり好きではない。ごめん。


 連戦連勝のイギリス正規軍の前に敗戦ムード高まるアメリカ独立軍の中、メル・ギブソン率いる民兵軍(ごろつき集団)が奮戦して戦況をひっくり返すという燃えるストーリーなんですが、「間」の目立つ作りがちょっと苦手かも。


 クライマックスで、こう、なぜかスモークが立ちこめる戦場を(もちろん逆光で)メル・ギブソンがアメリカ国旗を掲げて「進め、進め、進め」的なことを叫ぶという、この映画の存在意義はこの瞬間にあるのね的なあざとさもあんまり好きではない。


 CGは随所に惜しげもなく使われています。
 メイキングの中でエメリッヒ先生が「試写時にこのシーンで観客の静かな囁きが悲鳴に変わって手応えを感じました」とうれしそうに語っていたのが印象に残っています。


 このシーン=飛んできた砲弾ですぐ隣に立ってた戦友の首が持ってかれるところ
 (数秒の中にCGと実写が組み合わされた、技術度の高いシーンと思われます)


 匍匐前進しない時代の戦争のおっかなさはよく伝わりました。
 勘弁して下さい。




 没カットシーンを復活させたエクステンデッド・カット版もあります。
 どうもディレクターズカット版系はブルーレイの方が割安のようです。
 「ブルーレイは高い」という思いこみに支配されていました。


 エクステンデッド・カット版の内容が全部書かれているサイトがありました(購入してから知った)
 http://movie-censorship.com/report.php?ID=2879