『スターシップ・トゥルーパーズ3』
すっごいダメダメでした。これはひどい(喜)
下手くそな俳優、チカチカして何やってるのか分からない戦闘シーン、ガッカリなCG、中盤のだるい展開。どこをとってもダメダメ。
歩兵vsバグ大軍シーンの短さと言ったらもう。
1997年の超大作(予算が)と、2008年の技術力で1/5ぐらいの予算で作られた新作どっちが凄いかなーとワクワクしながら行ったのですが、
だんぜん前作の方が見応えがあったと思います。
メモリやHDDの値崩れ具合を思えば、2008年作もけっこういける(ムダにバグだけ凄かったりとか?)と思ったのですが、そんな技術のみの単純なものではなかったことだなあ。
ですが愛すべき映画だと思います。
ストーリーの途中で挿入される戦意高揚CMのアホっぽさと胡散臭さだけでご飯三杯いけます。
映画グッズに「追悼CD」があったなら、間違いなく帰りに買っていました。
ビン詰め魚ポニョぬいぐるみがあったら即買うよ!級の、グッズ欲しい度だと思います。
主題歌が耳に残る度でもポニョに匹敵するかもです。
そしてパワードスーツ。
パワードスーツが登場しただけで胸がいっぱいになりました。
たとえ合計5分ぐらいのガッカリCGだとしても………うん、そうだよ。胸がいっぱいだよ。
1作目の時には予算が足りなくてバーホーベン監督が泣く泣く断念したパワードスーツが…。*1
よかったねえよかったねえ念願のパワードスーツ…
と感涙にむせびながら帰ってきたのですが、よく聞いたらバーホーベン監督は今作には実際には関わっていないみたいです。
1作目を楽しく見た人にお勧めします。
1作目を未見の方には…………ああ、いまは1作目のDVDが1500円で買えるんだね……………(遠い目)
*1:いろんなところで「予算の都合で」とはタテマエで、監督が「生身の歩兵じゃないとグロ場面がなくなっちゃうだろ!」と一喝したからだとも耳にしますが…ほんとうなのでしょうか。