FMトランスミッターを買った

多摩電子工業 Z-239 iPod用 Dock FMトランスミッター Z-239

多摩電子工業 Z-239 iPod用 Dock FMトランスミッター Z-239

 これはiPodの音楽を車のFMラジオで聞くための道具です。
 ラジオのパチパチと言う音が入るのも、雰囲気があって悪くないと思います。
 電源はiPodから取るタイプなので、長距離運転をする人には向かないかも知れません。
 片道10分の通勤だし、長く乗っても1〜2時間なのでまあいいかと思って。
 羊羹色のシリコンケース入りのclassicに刺すと色もサイズも合わなくて、そのうえ右に偏っていて「…」と思いました。プラケース装着時はケースの厚みのせいで刺さらなかった。
 Amazonの写真で別のやつのサイズに合わせてあったのだと知りました。ちぇ。
 己の想像力の足りなさを悔やみました。



 トランスミッターには色々あって、車のシガーライターソケットから電源を取って、ついでにiPodの充電もできるヤツもあるんですが、そいつらは大柄でコードがうねうねして邪魔かなあ、と思って。
 これは小さくて軽い(12g)ので、ダッシュボードの上にポンと置いて邪魔にならないので気に入りました。
 小さいので時々落ちてシートの下にはまりこんでしまって難儀しますが、色が白で見つけやすくて、その点は良かったと思います。


 iPodをOFFにするか、一時停止が30秒以上続くと勝手にOFFになってくれる省エネ設計です。
 が、誤動作します。
 具体的に言うと石田ショーキチの『You may be...』です。
 冒頭のポワワワワワ〜ン×2の後で必ずOFFになります。
 たぶん、間がありすぎるせいだと思います。
 ポワワワワワ〜ン……ポワワワワワ〜ン……ッパ−−−(ホワイトノイズ)という曲だよね、と刷り込まれつつあります。
 この曲の由縁を聞きました。
 饒舌で口の減らない男が言葉に詰まる出来事が、あったそうです。
 そう思うと、トランスミッターが誤動作するほどの「間」、その静寂の威力もむべなるかな、と。