『忍 SHINOBI』
色遣いといいアクションといい、『HERO』『LOVERS』の系列みたいに思えました。
てか、そのまんまだと思いました。*1
が、トンデモ忍者にワイヤーアクションとCGはよく似合う。トンデモ超絶剣技をいっぱい見ることができて大満足でした。蓑念鬼、もっとアクション見たかったよ。夜叉丸vs筑摩小四郎にしびれたよ。オダギリジョーもアクションは良かったよ…。仲間由紀恵はアクションシーンで腰が入ってなくて、ほほえましかったです。
ストーリーは、オダギリジョーがへっぽこ役で、仲間由紀恵が根性のある役で、いっぽん取られたと思いました。それとも現代風と言うべきか。
あと、悪者二人(石橋蓮司、松重豊)がなかなか良かったと思いました。至誠を目の前にして、口には出さないけれど己を恥じている表情が。だいぶん救われたと思った。溜飲が下がったと言うべきか。
パンフを見て、デザインコンセプトが山田章博だと知りました。
夜叉丸役・筑摩小四郎役が格闘技の心得のある人だと知りました。
素人がこんなこと言うのなんですけど、よく考えられたしっかりした企画だったのかも。と思った。
ただ、わたしはぜんぜん知らなかったのですが、原作は山田風太郎だったのですね。
風太郎ファンの同行者が見る前からやれ人数が足りないだの陣営シャッフルするなよとかブツブツ言ってたのがほほえましかったです。見終わった後も激しくブツブツ言ってて可笑しかった。(福井晴敏の時は激しくブツブツ言いまくってたのに、とつっこまれた)
同行者→id:MaxMixMaelstorm:20050918