『スキャナー・ダークリー』
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: Blu-ray
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と言っていいのかしら。
俳優を使って実写で制作した後にパソコン上でアニメ(風?)にした作品です。
Behind The Big Screen : Line Art of Scanner Darkly
http://www.youtube.com/watch?v=YS6jgYZnHCU
メイキングを見ると人の手でトレスして主線拾ってますね。
俳優に似せつつ綺麗な線を選ぶってめっちゃ難しいと思います。
しかも動画。
ここに登場しているアニメーターは一騎当千の強者ぞろいなのでしょう。
単純に手間だけ考えても、膨大な時間がかかってることは分かります。
制作サイドは「一分あたり350時間」と予測し、実際にはそれ以上かかったらしい。 「映画二本分の作業だよ」とも言っていました。
ぜいたくというかアホと言うか…
間違いなくすごいんですけど、キアヌとロバート・ダウニーJr.が出てるから見ようと思ったんだけどなあと微妙な気分に。
しかもRDJはメガネなんだぜ?
実写で見たかったなあ。
内容は。
うーん、ディックは分かんないです(爽)
電子書籍のバーゲンでたくさん買ってちょっと読んだんですが、信仰心とか、ヤク中体験とか、バックグラウンドが違ってピンとこないなあと思いました。
この映画の中でヤク中のおっさんどもが集まってだらだらとつまんない話をして盛り上がってるのは、俳優たちのオーバーアクションと相まってクスッと来たです。
趣味の合う友達と家飲みしてる感じ?
ヤク中ともだちってこういうノリなのか??
どの俳優もアニメ化を意識してオーバーリアクション気味に演じたとかで、RDJの動きがうさんくささ倍増してて可笑しかったです。
iMDb- A Scanner Darkly (2006)
http://www.imdb.com/title/tt0405296/?ref_=sr_3
ここの「この映画が好きな人は、こんな作品も好きです」の項は
ファイト・クラブ、ノーラン×2と来て、カウボーイビバップとパプリカが挙がっています。
「できの良いアニメ」って見なされているんでしょうか。