『遙かなる地球の歌』
- 作者: アーサーCクラーク,山高昭
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/05/24
- メディア: Kindle版
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ああもうアマゾン様がいないと日は昇らないし夜も来ないよ。みたいな気分。
クラークの集大成と言われる作品ですが、うっかり30年前の作品です。
たぶんうんと昔に一回読んだと思うんだけど、すっかり忘れていて楽しめました。
記憶にあるより(あんまりないけど)ずっとロマンチックな話で驚いたりとか。
背伸びして「難しい本読むぞ!」みたいな感じで取り組んだのかなあ。あんまり覚えてないけど。
ただ、人類が別の惑星に遺伝子を送り出すときに、持たせる知識として宗教を取り除いて民主主義の最良の所を選んで持たせた設定(そしてそれがうまくいっているという設定)だけは、ほろにがく感じられました。
私には、2000年代の途中で人類が「宗教」を克服するとは思えないのです。
あ、私はパワスポ(特に神社)が大好きです。