『おんなふたり、ローカル線めぐり旅 うっかり鉄道』
- 作者: 能町みね子
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/10/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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などとあまりひっぱるのは野暮というものかも知れませんね。
おんなふたり。うん。おんなふたりだ。そうだとも。
能町みね子さんのいい感じのイラストつきの鉄道?エッセイです。
鉄道史上に意義深いポイントではなくて、味のある駅や路線を訪問しています。
私はこの人の着眼点、おもしろがりポイント、好きだなー…。
手書きレタリングの琺瑯駅名看板への愛とか、江ノ電の危険性*1を力説する章とか、少し向こう側?にずれた着眼点と語り口がたまんないです。
この人を知ったのが性同一性障害の体験談だったのですけれども(野暮説明)、今では、それ抜きで長く追っかけたい書き手さんです。
*1:線路に直面して玄関がある=線路をまたがないと家から出られない住宅が多いのだそうです。ほんとかしら。見に行きたい。