『ナチスと映画』

 

 この本の巻末の映画リストによれば『わが教え子、ヒトラー』は

 ドイツ映画はついにヒトラーを笑えるか---. コメディの名手レヴィの描く「笑えるナチス」に公開前から話題が集まった作品. チャップリンの『独裁者』を思い起こさせる箇所が多い.

 付け加えますと、監督のレヴィ氏はユダヤ人であるそうです。


 この本の第一部が映画の誕生と普及、それとナチスの台頭をからめて解説してあって勉強になりました。
 第二部は戦後映画でのヒトラーとナチスのイメージの変遷について描いています。