『ジェームズ・キャメロンの海底の戦艦ビスマルク』
ディスカバリーチャンネル ジェームズ・キャメロン 海底の戦艦ビスマルク [DVD]
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/12/21
- メディア: DVD
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深いブルーの中にぼんやりと光る深海探査船のライト…青い闇の中から姿を現す朽ち果てた船…やがて画面は在りし日の姿にオーバーラップして…
映画『タイタニック』の冒頭をビスマルクでやりましたって感じの90分。
ビスマルクはいっぱい写真や映像が残っていていいですねえ。
ビスマルク甲板のハーケンクロイツの上に立ってるヒトラーの写真の後に、海底のビスマルク甲板のハーケンクロイツの映像が流れて、鳥肌が立ちました。
祗園精舎の鐘の声…諸行無常…盛者必衰…
平家物語の冒頭のフレーズが脳裏をよぎり、貯金なんかしてもしょうがないって反射的に思っちゃった。
今思うと、映画『タイタニック』のオープニングって変でしたよね。
やけに海底探査の描写に力が入っていたというか…
海底探査船が宇宙船っぽいから好きなのかなあ、青が好きなのかなあ、それとも海が好きなのかなあ、とさまざまな連想が浮かびます。
キャメロンの弟も怪しい。
3年かけて海底探査用カメラ搭載のミニロボットを開発したそうですが…
専業のエンジニアなのでしょうか?海底探査用デバイス専門の?
マーケットが狭そう・就職先が少なそう…お兄さんに養ってもらっているのでしょうか…つまりはキャメロン監督は海底探査専門エンジニアを個人的に雇ってるの?
キャメロン監督の魂は宇宙からではなくて、深海から来たのではないか。
突拍子もない考えが浮かびました。
作品リストを見ていると、キャメロンの原風景作品は『アビス』のように思えます?
ビスマルクの最後は謎に包まれており、英海軍が沈めた説と名誉の自沈説があるそうです。
この作品では船底の弾痕跡を観察した上で「自沈」と結論づけています。
追記>
キャメロンの弟(マイク・キャメロン)
http://www.imdb.com/name/nm0131679/
水中撮影の仕事が目立ちます。ROVてのが海底探査用ミニロボットです。
てか弟さんの方が先に海に還りそう…
追記2>
キャメロン監督監修?の深海ドキュメンタリーがこの他にも3つあってアマゾンで買えます。それほどまでに深海が好きなのか。驚いた。