『地獄のドバイ』--ドバイ暗黒編

地獄のドバイ―高級リゾート地で見た悪夢

地獄のドバイ―高級リゾート地で見た悪夢

 ドバイには露骨に階級差別があるっぽくて、さらに階級差別が自国人と外国人とであって、さらに外国人の中でも出身国によってランクがあったりするっぽくて、同じ黄色い肌なのに(小)金の力でちやほやされててごめんなさい的な後ろめたい気分になってしまった訳ですが、しかし階級差別がない地域や時代なんてのの方が稀なのであって、そもそも日本にだって見えにくいだけで階級差別はちゃんとあって、じじつ銀座三越で透明人間の気分を味わったじゃないか(←購買層に見えなかったため、店員さんに全く相手にしてもらえなかった)。
 まあ、仙台フォーラスのゴスロリフロアでも、透明人間の気分を味わいましたが(←年代センス体型が購買層に見えなかったためか)。


 ちくしょう、差別がある社会は間違ってる。みんな壊れてしまえばいい。


 職を失った外国人労働者は、30日以内(?)に国外退去すべしという規則のあるドバイで(未だにソース不明、ごめんなさい)、国外退去するお金がない人はどうなるのか。

 数奇な運命にもてあそばれ、それを体験してしまった日本人青年の手記です。


 旅行に行く前より、帰ってきてからの方がたくさん本を読んでいるようです。
 観光で4日間滞在した間に受けたばくぜんとした印象を、裏付けるような文献を見つけるとうれしくなるのですが。
 五感で味わったナマの体験を「固定」して安心するために、文字情報で上書きしている訳で。
 非常にもったいないことしてるような気もします。